こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 樋田 毅
いいね!

    「記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      1987年5月3日20時15分。散弾銃を持った男が朝日新聞阪神支に
      侵入し、小尻知博記者と犬飼兵衛記者に銃弾を浴びせ、小尻記者
      の命を奪い、犬飼記者に重傷を負わせた「赤報隊」。

      事件直後、朝日新聞社内に結成された特命取材班に名を連ね、公訴
      時効後も姿の見えない犯人を追い続けたのが本書の著者である。

      取材し書くことが仕事であるはずの記者が、書くことを許されない
      特命取材班に籍を置き、ひたすら事件に関係すると思われるメモを
      残す作業に従事するのは辛いことだったのではないかと思う。

      ましてや同僚のひとりは重傷を負い、ひとりは殺害されているのだ
      から。

      それでもひたすらに「赤報隊」を名乗る犯人を追い続けた30年の
      集大成が本書なのだろう。きっと、書けないこと・書かないことも
      山のようにあったのだと感じる。

      旭市新聞を敵視する右翼との対峙、系列の週刊誌が批判記事を書いた
      新興宗教団体とその別動隊(霊感商法の、韓国発祥のあの宗教団体)、
      絵画盗難事件に係わった人物。

      何度も足を運び、時には会うことさえ拒否されながらも僅かでも犯人に
      繋がる可能性を見出しながら取材を続けた年月だった。

      そればかりではない。朝日新聞社上層部の問題点、警察への批判など、
      公表しにくなっただろうと思われることも綴られている。

      既に朝日新聞社を退職している著者であるが、この方は今後も同僚の
      命を奪った「赤報隊」を追い続けるのだろうな。

      主義主張が違うからって命を奪っていいなんてことはない。なのに、
      「〇〇を殺せ!」なんて言葉が巷には溢れていやしないか?
      >> 続きを読む

      2018/03/01 by

      記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本