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風の妖精たち (岩波少年文庫 (2087))

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: メアリ・ド・モーガン
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    「風の妖精たち (岩波少年文庫 (2087))」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ヴィクトリア朝時代の女流作家メアリ・ド・モーガンの三冊目にして最後の童話集。本書は1979年刊。私が初めて買って読んだのは1980年代の半ば。久しぶりに読み返した。

      創作童話とはいえ、フェアリー・テイルズの形式をふまえた物語が七編おさめられている。もともと語って聞かせるものなので、耳に心地よい展開のなかで登場人物の気持ちの揺れ動きも描かれている。欧州のおとぎ話によくある展開になりそうでならないところも面白い。たとえば表題作の「風の妖精たち」では最後まで約束を守り通せるのか、ハラハラする。約束を守れずに不幸になるのは昔話によくあることなので、ここでもそうかと思ってしまうが少し違っていた。

      一つ残念なのは、今なら差別語としてタブー視されている名詞が訳語としてちらほら使われていることである。刊行当時、すでに教育関係者のあいだではそれがタブーだと認識されていたであろうから、訳者がもう少し気を配っていたならと思う。新装版ではどうなっていたのだろう。本書が絶版になったのは、まさかその訳語のせいではあるまいと思いたい。

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      2017/09/21 by

      風の妖精たち (岩波少年文庫 (2087))」のレビュー


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