こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫)

4.0 4.0 (レビュー2件)
定価: 691 円
いいね!

    「ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫)」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      道徳を学ぶ教材として採用してもらいたい。

      ウソやけちんぼの戒め、慈しみのある行い、暴力主義に対する平和主義の勝利、よい為政者のあり方、特権階級に対する鋭い批判など、深い智恵に満ちたお話。

      「~死んでしまいました」なんて、悲劇的?な表現もありますが、あまり気にしてないかも知れないですね、仏教だから。因果応報?でも可哀想^^;

      低学年なら、大人(お母さんとか)がわかりやすくやさしくお話してあげるといいでしょう。中学年~なら、読んだ後に「気がついたこと」「わかったこと」「感じたこと」「疑問に思うこと」などを話し合うといいんじゃないかな。大人は、かみくだいて説明してあげるといいと思います。

      というか、大人も読んで学ぶべきことが多いと思います。

      為政者のみなさんも、これで勉強してみてはいかがでしょう?

      >おこる相手をやさしくなだめ 
       よくない相手を正しくおさえ
       よくばる人なら慈善でさとし
       うそつく人ならまことをしめす 
       これがわれらの王さまだ   (「ふたりのよい王さま」より)

      >わたしは王です この群れを
       守るがわたしの役目です
       (中略)

       枝と竹とにひっぱられ
       ぐっとのばしたわたくしの
       からだをふんでらくらくと
       サルたち逃げていきました

       しばられようが殺されようが
       わたしはちっともくやまない
       わたしのけらいのサルたちが
       ぶじでくらしているならば

       もののたとえのこのことば
       あなたのためのよい教え
       じぶんの国の人や馬
       兵士も村もしあわせに
       みなたのしくとねがうのが
       まことの王のつとめです (「命をすてて仲間を助けたサルの話」より)

      普通の散文のお話の中に、こういう詩が出てきます。声に出して読むと、リズムがあってこれもまたいい。
      テーラワーダ仏教協会のHPにも「ジャータカ物語」があるのですが、本に出版されないかな?
      >> 続きを読む

      2018/03/06 by

      ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      小学校の学級文庫にあって好きだった本書を大人になってから買おうとしたが、品切れがずっと続いていた。それが1987年8月にカバー付きの改版で復刊され、ほくほくして買った。書籍画像は新版(2006年)のもの。

      本書には、お釈迦様の前世の物語である「ジャータカ物語」からの説話30編がおさめられている。繰り返し出てくるボーディサッタ(菩薩)はお釈迦様の前世の姿で、人間や動物に生まれたりする。
      その輪廻転生と因果応報を中心とした説話が子供の頃には魅力的だったのに、今読み返すとそれほどでもないのはなぜなんだろう。547編のうちのたった30編ではわかるわけもないのだが、説話集なら『今昔物語』のほうがはるかに面白いと思ってしまう。

      子供向きに書き直されたものではないきちんとした形のものを読めば、また違うことを感じるはず。でも、ちょっと抹香くさいなと不埒で失礼なことを思ってしまう我が身は、解脱からは程遠く煩悩にまみれていると実感した。

      >> 続きを読む

      2017/09/22 by

      ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫)」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ジャータカ物語―インドの古いおはなし (岩波少年文庫) | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本