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仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場 (岩波新書)

著者: 鈴木 敏夫
定価: 950 円
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    「仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場 (岩波新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 評価なし

      スタジオジブリ作品のプロデューサーとして著名な鈴木敏夫氏がこれまでの仕事を振り返った一冊です。
      話は著者が徳間書店に入社し『アサヒ芸能』での仕事に就いたところから始まり、アニメージュ編集長を経た後にスタジオジブリでプロデューサー業に携わるまでを順にたどり、出版時点で最新となる『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』に触れたところで終わります。

      ジブリと言えば高畑勲、宮崎駿の両監督ですが、両名のために割かれた4章と5章をはじめとして、繰り返し鈴木氏を合わせた三者の関係性や両監督の人となり、ふたりの共通点と違いについて幾度となく触れられます。お互いに対して言及している箇所を読んでいて感じたのは、高畑氏が宮崎氏見る目がフラットなのに対し、「宮崎駿がいちばん作品を見せたいのは高畑勲」と評されるように宮崎氏が高畑氏を強く意識しつづけていた点で、どちらかといえば宮崎氏による片想いのような関係にあったのではないかと思わされました。

      いままで鈴木氏を知ってはいてもジブリ作品において具体的にどのような関わり方をしてきたかがわからなかったのですが、本書からは氏の発言が作品のストーリーやタイトルに変更を及ぼすのみならず、制作する作品そのものを左右し、宮崎氏に至っては鈴木氏に自らアドバイスを多く求め、鈴木氏からの直言にも多く耳を傾けており、作品至上主義的なジブリにおいても作品内容も含めて強い影響力を持つのが著者であることを知ることができました。
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      2020/07/23 by

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