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詩のこころを読む

5.0 5.0 (レビュー2件)
著者: 茨木 のり子
カテゴリー: 詩歌
定価: 903 円
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    「詩のこころを読む」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      ・どんな本?

      自身も有名な詩人である茨木のり子が好む詩をまとめた詩集。日本人が書いた詩が多いためか親しみやすいように感じた。難しい言葉が多用された詩もほとんどない。解説が上から目線でもなく、押し付けがましさもないのがよかった。


      茨木のり子の解説自体が詩的で読んでいて心地よい。読者に詩の読み解き方を教えてくれる、というより詩の読み方や楽しさを詩と茨木のり子の感想を通して気づかせてくれる。そして詩の美しさ、言葉の持つ力、それらを認識させてくれる良書である。
       
       
      ・詩につきまとう難解なイメージ

      詩というと難しいものというイメージをもつ人は多いのではないだろうか。少なくとも私はそうだった。私が詩というものにはっきりと向き合ったのは大学のある講義を受けた時である。


      その講義は「水」をテーマにしたものだった。水、あるいは水の属性を持つ言葉が使われている文学作品を読み解き、その作品のなかで水というものがどのような役割を果たしているかを考える。そして人間にとって水はどのような意味を持っているのかを学ぼうという主旨だ。だが、講義で扱った詩人がボードレール、ランボー、ヴェルレーヌ、萩原朔太郎といった人たちで、作品自体が当時の私にとって非常に難解であった。

       
      それらの詩人や作品を丁寧にかつ楽しめるように解説してくれたし、ジブリ作品なども取り扱ってくれたため、講義自体は楽しいものであった。しかし、私は詩というものに対して難解さと浮世離れしたイメージを抱いてしまい、自らそれを嗜む気持ちは起こらなくなったのだ。
       
       
      ・詩は難しいものではないヨ!楽しく美しく心地よいものだヨ!色々なことを気づかせてくれるよ

      鳩を口実に女に近づき、その実女のことしか目にはいってない男(あるいは女も)の恋の詩。哲学の意味すら知らないのにてつがくをしようとするライオンの童話チックでやさしさにあふれた可愛らしい詩。この詩集の中の詩はこれらのように親しみやすく、楽しみながら読めるものばかりだ。


      それでいて何かを感じさせてくれたり、気づかせてくれる。詩というものは書く側も自由だけど、読む側も構えず気軽に自由に読めばいいんだな、ということに気づかせてくれた。
      >> 続きを読む

      2015/11/04 by

      詩のこころを読む」のレビュー

    • 評価: 5.0

       高校生の頃までは、イアン・フレミングの小説の主人公に憧れていた。渋くてカッコよくて有能そのもの、すごい美人とかんたんに寝て、任された仕事は何でもこなす。しかし現実は、注意力がスッポリと抜けおちたコロンボ警部。義眼でないことと、カミさん自慢しないこと以外はだいたい似ている。はぁ~、神社の一人娘のところへ婿養子にいって、境内の掃除とか狛犬磨きとかに精を出したかったなあ。そうそう、仕事場で『ぎんぎつね』という神社漫画を教わりました。近々、レヴューしちゃうかも。
       さて、きょう取り上げるのは茨木のり子の『詩のこころを読む』。この本と科学教養書である『人類が知っていることすべての短い歴史』が、うちのカミさんにはすこぶる好評で、『人類が~』を渡したら月の小遣いが五千円アップした。やったぜ。どうやら理科系の人らしい。わたしにはわけわかめの物理学や天文学の本をけっこう持っている。どうしてその分野の人か、或いは詩人と一緒にならなかったのか、まあ詩人はあんまりいない上に低収入だけれども、しかしぼくも稼ぎが少ないし、よく分からない。
       もうそろそろ詩の話をすべきなのだが、詩を語ろうとするわたしは「恋」を知らない。恋って何なんでしょう、だれか納得のゆく説明できる人います?源氏を読んでも分からない。もちろん、わたしだって容姿の好みは分かりますよ。直近のお気に入りは中村ゆりさん。正月に再放送していた京都人を描いたドラマを見て、その落ちついた佇まいと短髪の耳もとに手をやる仕草にしてやられた。わたし弱いんですよ、あの耳もとの髪をととのえる仕草。わたしにとっての美人はこの一連の流れが様になる人ですね。本当によかった。でもこれって恋なのかしら?
       とはいうものの、わたしもオジさんなので「恋」についての私見くらいある、いや、この『詩のこころを読む』で引用された詩に教えられた。それは、永瀬清子の「悲しめる友よ」、少しだけ孫引きします。

      悲しめる友よ
      女性は男性よりさきに死んではいけない。
      男性より一日でもあとに残って、挫折する彼を見送り、又それを被わなければならない。
      男性がひとりあとへ残ったならば誰が十字架からおろし埋葬するであろうか。
      聖書にあるとおり女性はその時必要であり、それが女性の大きな仕事だから、
       あとへ残って悲しむ女性は、女性の本当の仕事をしているのだ。
        (以下、割愛)

       この女性だけは自分より先に死なせない。こういう思いが萌す眼差しを向けてしまう女に、男は恋をする。よし、中村ゆりさんよりは先に逝くぞォー。
      >> 続きを読む

      2015/03/26 by

      詩のこころを読む」のレビュー

    • 中村ゆりさんって、めちゃめちゃかわいいじゃないですか。
      それって恋ですよ。(キモー!笑)
      僕も年甲斐もなく伊藤歩さんが大好きです。恋ではないですが、ないと思いますが…。
      サントリーオールドのCMで国村準さんの娘さん役を演じられていた彼女です。

      僕は家内より長生きする予定です。そうですね1年くらいでいいでしょう。
      その1年を、わが人生最良の解放の年と、名付け、今から楽しみにしているんです。詩情が湧いてきますね~(笑)。
      >> 続きを読む

      2015/03/26 by 課長代理

    • 空耳よさん、コメントありがとうございます。
      >EQMMで少し読みました。
      さすが空耳よさん、「深夜の散歩」にもお詳しそうだ。このサイトは勉強家が多いので、とてもいい刺激になります。怠け者のわたくしには。

      課長代理さん、コメントありがとうございます。
      グーグル先生に教えてもらいました伊藤歩さん、課長代理さんもお目が高い。いくつになっても目の保養は大切です。というか、これしか楽しみがない。自分好みでかつ、自分とは不釣り合いの美人を見る、ランチですこし贅沢をする。この二つしか日々の楽しみがありません。はぁ〜、明日も頑張るか。
      >> 続きを読む

      2015/03/26 by 素頓狂


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