こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

七夜物語

4.0 4.0 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,890 円

小学校四年生のさよは、母さんと二人暮らし。ある日、図書館で出会った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。大ねずみのグリクレル、甘い眠り、若かりし父母、ミエル...七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は。

いいね!

    「七夜物語」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      イラストが素敵。二人の子供が異世界へ迷い混んでは戻ってきての繰り返し。本が具体的にどう関係するのか下巻で明らかになるのかな。

      2016/04/05 by

      七夜物語」のレビュー

    • > イラストが素敵。

      絵本みたいですよね♪

      2016/04/05 by ice

    • 評価: 4.0

      素敵なファンタジーでした。これは本当に川上さんの作品なのかしら…と思いつつ、「二つの夜」あたりからぐんぐん面白味がましてゆきました。さよと灰田くんの物語なのですが、自分の小4くらいの頃を思い出して、とても懐かしく(切なく)読了。ドキドキします。下巻が楽しみでなりません。

      2015/03/01 by

      七夜物語」のレビュー

    • 新聞連載の時に次回が楽しみで仕方なかった小説でした。
      実に王道のファンタジーですね >> 続きを読む

      2015/03/01 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん

      コメントありがとうございます。
      友人も連載されていた新聞を切り抜いてスクラップしていました。
      いま下巻を読んでいますが、楽しくってわくわく、ドキドキしています。
      王道ってかんじがしますね。
      >> 続きを読む

      2015/03/01 by 雨季の世界

    • 評価: 4.0

      1977年春。鳴海さよは小学校4年生になったばかりの女の子。
      両親が離婚し、母と二人で欅野区の幸い団地G棟202号室に住んでいる。

      そう、これはちょっとばかり昔むかしの日本の物語。
      今は大人になってしまった少年少女の古い記憶の中にあって
      懐かしい時代の物語。

      『川上弘美、会心の本格長編ファンタジー』
      朝日新聞紙上で2009年9月10日から2011年5月5日に連載されていました。
      そう、3.11の大きな衝撃を越えてなお、この物語は書かれたのでした。

      酒井駒子さんの詩情あふれる、いたいけな表情の少女に惹かれて、
      連載当時から気になって、ずっと読み続けていた小説でした。

      新聞という大人の読み物に、堂々と描かれた児童文学に、始めは「?」と感じたものです。
      しかし、その世界観が、子供におもねるものでも、今の時代に調子を合わせるものでもなく、
      潔いほど古臭く「王道のファンタジー」ぶりを見せてくれるのが子気味良く思えてきました。

      しかもこれは珍しいことに、「和のファンタジー」なのです。

      さよが図書館嫌いの母にないしょで通って出会った本が「七夜物語」でした。

      この不思議な本は、読んでいるときは確かなのに、本を閉じると物語の記憶が失われてしまいます。
      「本」がファンタジーの世界への鍵となるというのもお約束ですね。

      しかし普通の冒険物がわくわくするゲーム感覚なのとはまるで異なる世界が待ち受けています。

      グリクレルという名の、エプロン姿の巨大ネズミ。濃いはちみつ色をした謎のミエル、
      時が止まり、繰り返される洋館に、こたつの誘惑。
      自分が権力者になった世界や両親の恋人だった時代へのスリップなど
      非現実でありながらも、その世界は限りなく現実を写し取っているのでした。

      人物も役割をデフォルメされた記号的なものではなく、計り知れなさを備えています。

      例えば少女のような透明感とわがままさを併せもったさよの母。
      逆にさよは、幼いながらも大人びた目線をもった母思いの素直な女の子です。

      冒険の相棒に選ばれた少年は、やはり両親が離婚し父方の家で大甘の祖母に育てられている
      ひ弱で頭でっかちで人間付き合いが下手くそな仄田(ほのだ)鷹彦。
      (名前からして消え入りそうな名前です)
      仄田くんはクラスに親しい友達がいず、孤立し軽んじられていることを恥じています。

      さよと仄田くんが迷い込んだ「夜の世界」
      そこでの試練や冒険を繰り返すことによって、現実を生きることの姿勢を学んでいきます。


      これは子供に夢を与えるための童話などではないのです。
      現実を見つめる強さを持て、自らが自分の力で成長せよ
      と、川上はそう言っているかのようです。

      川上ファンの多くは、異世界の生き物や動物たちが日常に紛れ込み平然と存在する、
      不思議な感触の世界に馴染んでいるでしょう。
      けれど、これは、そういう川上テイストの作品ではない。
      ガッチリとした王国的歴史的世界観をもつ、仮想現実のファンタジーでもありません。
      もっとあいまいで、だからこそ、現実に似ている。

      こどもたちは、自分の役割を受け止め、受け入れ、ごく自然に臨んでいます。
      読書によって、物語の世界を、冒険を知っているから。
      七つの夜を超えないと物語は終わらないのだということを。

      さよと仄田くんは、「夜の世界」を無事に超えることができるのでしょうか?
      悩ましい現実の自分の世界を少しでも、前進させることができるのでしょうか?

      上巻は「5つめの夜」の世界へ引き込まれるところまで!
      >> 続きを読む

      2013/03/11 by

      七夜物語」のレビュー

    • Tsukiusagiさん

      フッフール!!

      ファルコンじゃないんだ...
      >> 続きを読む

      2013/03/12 by makoto

    • makotoさん
      そう。フッフール。
      西洋のドラゴンじゃなくて、日本の龍がイメージモデルなんだって。 >> 続きを読む

      2013/03/12 by 月うさぎ


    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ナナヨモノガタリ
    ななよものがたり

    七夜物語 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本