読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
書籍画像を更新
その他のネット書店はこちら
amazonでレビューを見る
朝日新聞出版 (1996/02)
著者: 秋山仁
1クリック登録
破天荒な数学者 秋山氏の教育論。勝ち組の意見をどこまで取り入れ、どこを聞き流すかを考えさせられる。テレビなどにも登場機会の多い数学者秋山氏のエッセイ。別段、教育論と銘打ったものでは無いのだが、数学と言うキーワードが有るせいか、全体を通じて教育に対してのコメントが多くなっている。想像した通りだが、主張の要旨は個性を伸ばす教育をしないと世界に通用する人材は育たないんだという点。概ね同意な上、大部分については強く支持するが、正直少し不安が残る。彼の場合、数学の道を究めた成功者で有るために、あんな格好でテレビに出ていても誰も文句を言わないし、どんな発言でも一定の説得力が有る。しかし、大部分の普通の子供達は、普通で有るが故に普通の人生を歩むので有る。協調を重んじた教育の重要性は高く、没個性と言われようと、結果的には横並び主義とならざるを得ない面は否定してはいけない気がする。寅さんフリークで有るという情報で、一気に親近感が沸いた。 >> 続きを読む
2012/08/04 by ice
「秋山仁の数学渡世」のレビュー
秋山さんは好きです。でも、『個性を伸ばす教育』なんて公教育ではできないでしょ?個性は人それぞれに備わっているものです。発見して「伸ばす」ものではなくて、「尊重」すべきものです。本当の才能は自ら伸びようとするもので、それをいかに「摘まない」ようにするかが教育者の使命でしょう。そして、個性はふつうであることだって立派な個性なんです。はみだすことが「個性」ではありませんよね。寅さんは私も好きです。でも、世の中全員寅さんだったら困るよね~(^◇^) >> 続きを読む
2012/08/04 by 月うさぎ
いい先生に当たった分野には興味が持てた気がします。これを知るとこんなことができるようになるよ!と「何のために学ぶのか」を説明してくれた場合が多かったかなぁ。まさに教科書通りに授業を進めるだけの先生にはがっかりさせられたし、正直つまんなかった。今思えば機会損失させられた気さえするなぁ。もちろん自分が悪かったのは重々承知しております・・・w >> 続きを読む
2012/08/04 by makoto
アキヤマジンノスウガクトセイ あきやまじんのすうがくとせい 秋山仁の数学渡世 | 読書ログ
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本
最近チェックした本
秋山仁の作品
全51件