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学校ウサギをつかまえろ

3.5 3.5 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,050 円
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    「学校ウサギをつかまえろ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      そのまんま、学校ウサギをつかまえるお話しです。以上!
      では、あまりにも寂しいですね(≧▽≦)/

      ぼく(恭)、達ちゃん、山田、伸次、のんこ、そして「くらい美佐子」の小学生たちが
      うさぎ脱走事件を解決するとても具体的な物語でした。

      ある冬の夕方の下校途中、伸次がうさぎを見かけたと言い出した。
      伸次はうそつきで有名で、彼の言うことは「しんじ」られないともっぱらの評判。

      でも。うさぎは本当にいた。
      工事現場となっている公民館の中庭のプレハブの事務所の裏に。

      たった一匹生き残った茶色っぽい灰色っぽい学校うさぎ。
      どうやら世話をしていた美佐子が逃がしてしまったらしい。

      飼育当番の美佐子は転校生。
      普段ほとんど無言を貫き、無表情、非社交的な暗い女の子(でもちょっと美少女)。
      「飼育当番の責任だろ?」と一瞬つれない言葉も飛び出したが、
      うさぎを放っておけない少年たちはうさぎ捕獲作戦を開始する。

      プレハブ小屋の下に逃げ込んで出てこないうさぎ、
      どうやったら捕まえられるのか?

      知恵を絞り、問題解決しようとする彼ら。
      あきらめないでがんばる気持ち。
      こどもの個性の違いがあらわれ、心も揺れ動く。
      学校の外で過ごすことで初めて気づく、「こどもの事情」…

      今どきの子供たちは、学校外で過ごす時間が実は限られているのですよね。

      伸次にも、美佐子にも、親子の問題があったりして、
      そんな違いに気づいてあげることも優しさだってことが
      恭は、多分、初めてわかったんじゃないでしょうか。

      なかなかつかまらないうさぎの状態がなんだかとてもリアル。

      工事現場に現れたおっさん(実はひげのにいちゃん)は、事情を聞くと、
      「では、しょくんの、成功をいのる」と言って、引っ込んでしまいます。
      え~?手伝ってくれないんだ…

      けれど、懐中電灯を貸してくれたり、ちゃんと見守ってくれるんですよね。
      手を貸さないという思いやり。とても暖かいと思います。

      大人的には面倒は回避したいもの。
      見守ることは責任を伴います。勇気がいることです。

      やがてこどもたちには苦労を共にした仲間としての連帯感がうまれます。

      本当は、とっとと大人(先生)に相談しろよ、が正しい解なのです。
      こどもももちろんそんなことわかっています。
      それでも、友達のためにできることをしたい。
      その心意気が嬉しい一篇。

      いいお話しでした。
      >> 続きを読む

      2013/06/20 by

      学校ウサギをつかまえろ」のレビュー

    • 小学校のウサギ小屋に野犬が侵入して、ヒィ~という経験が、実家でウサギを飼うまでトラウマ化しておりました... >> 続きを読む

      2013/06/20 by ice

    • iceさん
      〉小学校のウサギ小屋に野犬が侵入して、
      工事現場に現れたひげのにいちゃんが、まさにそれを指摘して子供たちを脅かす場面があります。
      犬やイタチがウサギを食うんだぞ。って。
      子どもたちはそれを聞いてウサギ救出に燃えるのです。(^^)
      >> 続きを読む

      2013/06/21 by 月うさぎ


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