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日本語えとせとら

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 評論、エッセイ、随筆
定価: 630 円

日本語は千年を超えて生き続け、まことに多彩で奥深い。色を表す言葉なら、あさぎ、納戸、利休ねずみ、群青、すおう。米作りなら、田おこし、しろかき、田植え、草取り、稲刈り。豊かな表現に充ち満ちている。日本語なしには、考えることも知識を培うこともできない。「微衷」「転失気」はどんな意味?「狼狽」の語源とは?ためになる情報から、相槌の打ち方や句読点の打ち方まで、日本語にまつわるあれこれを楽しく綴る。

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    「日本語えとせとら」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      日本語にまつわる楽しさをあれやこれや、えとせとらで紹介。

      凄い、国文学者顔負け、阿刀田高って凄い。

      漢字の伝来からはじまった、漢字の音読みと訓読み。
      漢字を崩して、平仮名をつくり、漢字では表現しにくい日本語のいろんな部分、
      助詞や語尾の部分に、当てる。

      そして、漢字とひらがな、カタカナの二つの仮名を持つユニークな言語を定着。
      それに、近来はローマ字まで参入。・・・と。

      この、言葉の豊富さが、思考の豊富さにつながる・・・と。

      阿刀田高さんが、日本語の豊かさ、おもしろさを綴る。


      語源でおもしろいのを二つばかり紹介すると

      “狼狽”よく使う言葉だが、なぜオオカミが・・・・
      狼も狽もオオカミのことなのだが、狼は前足が長く、うしろ足が短い。
      狽はその逆。だから一緒に走るとギクシャク、ギクシャク、歩調が乱れ
      うろたえてしまう。そこで狼狽、というわけ。

      “おなら” “人は、小天地なり。天地に雷あり。人に屁あり。”
      語源は音から来てるとか“ブ”“プ”では日本語なじまいと“へ”を使い
      日常語では、おなら。“鳴る”から転じて、それに美化語の“お”がついたもの。

      小倉百人一首の名句“いにしえの奈良の都の八重桜けふ九重に匂いぬるかな”に因んで
      “奈良の都”と言い、略して“奈良”、それに“お”ついたのだと・・。

      そして落語では“転失気”というのがあるが、〈日本国語大事典〉によると、
      “屁が肛門まで来て、外に出ないで、音が中に反転すること”失気が転ずるとの意。

      “転失気”とはおならのこととは、落語の中で語られるが、語源までは知らなかった。

      あと土佐の“よさこい”、“たそがれ”なんぞが、どんどん続く。


      日本語って、愉しいですな。

      “はい”“まったく”“そうですよ”“そうなんですか”“よくわかりませんけど”
      これって、あいづちの打ち方の項で、述べられている言葉。

      どんどん拡がる、ウンチク日本語、興味ある方は、この本をお手に・・・・。
      >> 続きを読む

      2013/09/29 by

      日本語えとせとら」のレビュー

    • >“おなら” “人は、小天地なり。天地に雷あり。人に屁あり。”

      小宇宙だったら聖闘士星矢的にはコスモですねw >> 続きを読む

      2013/09/29 by makoto

    • 確か「ブラック・ジョーク大全」って以前読んだことが有る気がします♪

      2013/09/29 by ice


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