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総理大臣暗殺クラブ (単行本)

3.3 3.3 (レビュー3件)
著者: 白河 三兎
定価: 1,728 円
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    「総理大臣暗殺クラブ (単行本)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 2.0

      内容紹介----------------------------------------------------------
      自分の名前にコンプレックスを持つ茂子は、愛してやまない妹の三重子が高校で作った“政治部”に入部する。あることがきっかけで、本気で総理大臣暗殺を企てる三重子に危うさを感じ、暴走を選止すべく彼女を監視するためだ。生徒会長選挙、体育祭、文化祭…各イベントに絡む謎を、変わり者ばかりの政治部のメンバーとともに次々と解決していく茂子だったが…!?楽しく切ない青春ミステリ。
      ------------------------------------------------------------------

      白川三兎らしくない作品。
      芯のあるヒロインも、衝撃的な大どんでん返しもない。
      白川三兎の良さは登場人物の内面を描くことにあると思うが、政治部のメンバーの背景がはっきりと見えてくるのは物語の最後なので、それまではキャラクターをはっきりとつかむことができない。

      高校生が超短期間で暗殺の技術を習得するという中途半端な非現実性も受け入れ難かった。
      『ケシゴムは嘘を消せない』のように透明人間が出てくるような圧倒的なファンタジーであれば逆に受け入れやすいのだが。

      それと、これは著者の作品を読みすぎていることによる弊害なのだが、いつどんでん返しが来るかを警戒してしまって、素直に事実を呑み込めないことが何度もあった。
      ムセンというキャラクターが主人公を上回る頭脳明晰な生徒なのだが、彼女が弱みのようなものを見せるたびに、「これは罠なのでは?」と不必要に勘ぐってしまう。
      そんなのいちゃもんに過ぎないと思うかもしれないが、今作は全体的に状況説明やネタ晴らしの説明が下手な気がする。
      そのせいもあり、文章からキャラクター像に違和感を覚えることが多かった。

      オッサンとボンボンの友情が芽生えるエピソードもなく、三重子の内面もあまり見えてこなかった。
      ガイコツは途中参加ということもあり、生徒会選挙以降は存在感が薄かった。

      物語の中心に据えている「総理大臣暗殺」というのもいまいち現実味がなくて、個々のエピソードとのつながりが弱く、取っ散らかった印象。
      構成力も光る作家のはずだったが、それも見えず、まとまりのない作品だった。
      >> 続きを読む

      2018/09/13 by

      総理大臣暗殺クラブ (単行本)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      自分の名前にコンプレックスを持つ茂子は
      愛してやまない妹の三重子が高校で作った“政治部”に入部する。
      あることがきっかけで、本気で総理大臣暗殺を企てる三重子に危うさを感じ、
      暴走を選止すべく彼女を監視するためだ。
      生徒会長選挙、体育祭、文化祭・・・各イベント変わり者ばかりの政治部のメンバーととも介入していく。

      まず、タイトルの不穏当さに驚かされますが
      クセ者の多い青春小説として読むことができます。

      今までの著者の作品と同じく、代理可能な自分の存在に気がつきながらも
      何とか、他者との関係の中で自己の存在感を実感しようとする。
      そんな作品の一つです。

      あとは本来、主人公役を任されている茂子が
      彼女以上に、存在感の強い登場人物(本来の主役ともいうべき)の狂言回しとしても
      きちんと機能しており、小説の書き方、登場人物の見せ方が
      また一段と上手くなったなぁ・・・という印象を受けました。
      >> 続きを読む

      2014/09/02 by

      総理大臣暗殺クラブ (単行本)」のレビュー

    • nekokoさん こんにちは
      コメントありがとうございます。

      >タイトルのインパクトが強いですよね!

      タイトルのインパクトが強いのが
      良い方にも、悪い方にも作用しているような
      作品ですね・・・

      月うさぎさん コメントありがとうございます。

      >両親のネーミングセンス。なってないですね。

      実は彼女たちの名前にも意味があります。
      妹の名前にも、また意味があって、それが主人公の茂子都のある種の確執の原因にもつながっています。
      >> 続きを読む

      2014/09/02 by きみやす

    • >自分の名前にコンプレックスを持つ茂子

      モコちゃんかなぁ♡

      2014/09/02 by makoto

    • 評価: 4.0

      茂子は事情があって別に暮らしている双子の妹・三重子が高校で作った「政治部」に入部する。
      しかし「政治部」は実は本気で総理大臣暗殺を企てるクラブなのだ。
      そんなクラブにいるのも一風変わった人物ばかりで…。

      ◆かなりぶっ飛んだ設定の作品であります。
      お局様、ギャル、盗聴魔、老け顔、金持ち、そしてスナイパーといったクラブの面々も個性的ですが、何しろクラブの真面目な目的が総理大臣暗殺ですからね。
      その目的に向かいつつ、その一方で試験や運動会、生徒会選挙、学園祭といった高校生活も描かれます。
      もちろんどれも一筋縄では行かないものではあり、その辺りがありえなくとも、どう話が進むかわからない面白さがあったと思うのです。
      コメディっぽいありながら、それぞれの重い事情もあって、それぞれの成長モノとしても楽しめたように思います。
      ラストは上手くいき過ぎかもしれないけど、でももとから荒唐無稽な話なのですから、それも良いじゃん。
      もっともその荒唐無稽さ故に好みとか評価は分かれそうな気がしますが、個人的には面白かったです。
      >> 続きを読む

      2014/08/25 by

      総理大臣暗殺クラブ (単行本)」のレビュー

    • makotoさん>
      老け顔をなめてはいけませんよ。高校生1年のメンバー中ににおいては、大人を装えるな武器です。 >> 続きを読む

      2014/08/26 by むつぞー

    • マカロニさん>
      荒唐無稽な設定の部ですけど、でも私もこういう話好きです。

      2014/08/26 by むつぞー


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