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約束の森 (角川文庫)

3.4 3.4 (レビュー3件)
著者: 沢木 冬吾
定価: 864 円
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    「約束の森 (角川文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      マクナイトがいい。賢い。かっこいい。かわいい。
      犬(生き物)を虐待する人間、命を命として見ることのできない人間がいるのは残念だけど。

      人間だけだとうんざりする話かもしれないけど、マクナイト(犬)やどんちゃん(オウム)が救い。
      それと、奥野とマクナイトの関係、疑似家族3人の人間関係の変化などがだんだんよくなるのがいい。設定は複雑(実はいまいち理解できないまま読んだ)。何がどうなってるの?と思いながらも、マクナイトが気になるので読みすすめる。

      後半の戦い、アクションシーンは好みによる。Nとかスカベンジャーとか警察、公安とかの組織やそれぞれの狙いなど、戦いごっこの好きな男子は好きそうだなあ(偏見?)。犬も人間も、命なんですけど・・・。アクションシーンでは人間の命も命として見れてないのかな?そういう状況や場面では、命として見ていられないんだね。こういう状況や環境に巻き込まれないようにしよう。残念な人間になってしまう。(フィクションだから)

      でもいちおうハッピーエンドだったからよかった。平和で穏やかな世界がいいです。
      暴力いらん、犬も鳥も人間もみんな仲よく暮らそう!

      私の中ではマクナイトが一番。
      >> 続きを読む

      2016/11/27 by

      約束の森 (角川文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      ふみの手紙、泣き方、ぶんちゃん、小さなエピソードが心に残る。
      同じ家に住み、心を通わせていく様が良かったので最後戦いで非現実的になってしまったのが惜しいです。

      2015/07/05 by

      約束の森 (角川文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      序章で、設定やペットを含む展開が面白そうだと思い読み始めたが、とり散らかった感もあり、読み通すのは少し苦痛だった。
      たまたま集まった擬似家族のふれあいや、オウム、犬、それに野良猫も加わって、ペットたちがストーリーを豊かにしている。
      ただ、肝心のバックヤードというか、こういう物語が生まれたそもそもの要素が説明不足で、導入過程が絵として見づらいし読みづらい。

      読み進めば、理解できないこともない、こういう入り乱れた物語にしては、メインの人物たちはいいし、面白く作られてはいが、話の順序をもっと整理していなければ、とっかかりから面白さに入り込むことは難しい。

      元警視庁公安部に勤めていた奥野侑也は、妻の冬子が殺害されたのを期に離職して、不安定な生活を送っていた。そこに元上司の太田の口利きで公安の緒方という男が接触してくる。
      遠い北の果ての「モーターモウテル・光芒」の管理人にならないかという勧めだった。侑也は何気なく現地の航空写真を見て、そこに写っている犬に気がつく。
      侑也は一時ハンドラー(の手伝いだといってる)をしたことがあり、その犬の生気のない汚れ果てた姿を見つける。
      ドーベルマンは賢い美しい犬のはずだった。彼はその犬に惹かれて仕事を引き受ける。
      犬はマクナイトという名で、痩せて、人に親しみを感じることもない痛ましい目をしていた。傷まで負い、重い鎖につながれた姿だった。

      「モーターモウテル光芒」という変な名前のリゾート施設の管理人になり、少し離れたところにある4階建てのサイロに住むことになる、ところが着いてみると、そこには隼人という青年とふみという娘が同居するというのですでに部屋に入っていた。

      そのうち、国際的無政府主義者組織の通称「N」を追っている、緒方を指揮官とする公安組織があり、侑也たちは、その「N」誘い込むための餌であることが判明する。
      侑也たち三人には常時監視がつき、「N」の娘だというふみは自称陸自出身の隼人が見張っている。

      侑也はマクナイトの訓練を開始し、人間には不信感と無関心しか示さなかった元警察犬にも、いつかは何かしら親しみの感情が表れることを期待している。
      孤独な集まりの擬似家族だった三人にも時が経つに従って気持ちが通うようになる。
      その上侑也たちと生活を共にする間に、マクナイトが特に優秀な奇跡の犬だったことが分かる。

      そして「ふみ」は子供のころからのペット、オウムの「どんちゃん」を連れていた。

      公安の「N」作戦は、別の集団「スカベンジャー」という組織に狙われる。これは表沙汰に出来ない殺人事件を、闇に葬るのが目的で生まれたのではあるが、次第にオカルト好みの人間で組織された殺人集団になっていた。
      徐々に、隠されていた陰が明らかになり三つ巴の戦闘が始まる。

      片手のない「隼人」、孤児院で育った文字の読めない「ふみ」。
      モーテルのオーナーと支配人の恵造という二人の老人に好かれる「ふみ」
      マクナイトという侑也が教育した奇跡の犬。
      歌うオウム。
      人とペットの、人と人との関わり。
      偏屈な老人が心を開いて「ふみ」に文字を教えだす。

      離れた部落の不良たちが開いていた闘犬賭博、そこの仲間に入りきれず、ついには侑也たちと運命を共にする赤城、マクナイトと侑也を見て自分も「ダイナマイト」という名前をつけた子犬をペットにする。

      なんと、マクナイトにダイナマイト、赤城らしいといえば言える 笑
      「マクナイト」は映画「ブラックホークダウン」のマクナイト中佐に因んだ名前だそうでなかなかのもの、最初の飼い主がつけている。

      組織対侑也たち三人の闘い、これがハードボイルドだということなら、残念ながら少し絡まった枝葉が多いようだ。
      文体に慣れ、少し我慢すれば面白いことは面白い。

      少し前に読んでいたが、レビューこちらにも紹介。
      評価は人情がらみで、アクションも有り、☆3.5くらいかな。
      >> 続きを読む

      2015/04/29 by

      約束の森 (角川文庫)」のレビュー

    • マクナイトは『ブラックホークダウン』からでしたか!知らなかった。
      沢木さんも毀誉褒貶激しく、僕は大好きなんですけどね。
      文章がクセがあって、いやっていう声も聞きます。
      僕は鉄板なんですがね(笑)
      >> 続きを読む

      2015/04/30 by 課長代理

    • 課長代理さん

      いろいろ言いながら、私も好きなんです。
      静かに気持ちが落ち着くというのもいいのですが、ハードボイルドだとかミステリだとかはどうでも良くて、気持ちよく暴れたりしてくれる内容もありなんです(^^)
      完成度といえば、この作家さんはまだ迷いつつ、多少模索状態ではないかと思います。気持ちが先立って。
      傑作になる要素がたくさんあるのでいつかベスト作品を書いて欲しいですね。
      中にホロっとしたりホカホカした話が入ると弱いです。
      >> 続きを読む

      2015/04/30 by 空耳よ


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