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国境の雪

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 柴田 哲孝
定価: 2,570 円
いいね! Tukiwami

    「国境の雪」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      柴田哲孝の「国境の雪」は、国際政治の裏側を"事実"に基づいて描いた、冒険活劇でありながら、恋愛小説でもあるという傑作だ。

      2010年冬、北朝鮮の最高機密とともに元喜び組の女性が中国へ脱北した。
      日本人工作員は、彼女を確保し中国からの脱出を図る。

      しかし、彼女が持つ機密情報を巡って、北朝鮮国家安全保衛部、中国国家安全部、そしてCIAら各国の諜報機関が暗躍し、二人の行方を執拗に追い始めるのだった-------。

      物語は、この二人の脱出行が中心に描かれるのだが、それ以上に興奮するのが、国際的な事件の裏側で何があったのかを明かしてくれる部分だ。

      尖閣諸島漁船衝突事件、オサマ・ビンラディンの暗殺作戦、金正日の突然の死、中国反日運動とアラブの春との関連性-----こうした出来事の背後に何が起こっていたのか、どんな駆け引きがあったのか、それらすべてを明かしてくれるのだ。

      だからこそ、そんな謀略にまみれた世界と対峙し、凄絶な脱出行を図る二人の姿が尊く、可憐に映るのだ。

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      2019/01/12 by

      国境の雪」のレビュー


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