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悪魔が来りて笛を吹く

4.0 4.0 (レビュー2件)
著者: 横溝 正史
カテゴリー: 小説、物語
定価: 740 円

世の中を震撼させた青酸カリ毒殺の天銀堂事件。その事件の容疑者とされていた椿元子爵が姿を消した。「これ以上の屈辱、不名誉にたえられない」という遺書を娘美禰子に残して。以来、どこからともなく聞こえる“悪魔が来りて笛を吹く”というフルート曲の音色とともに、椿家を襲う七つの「死」。旧華族の没落と頽廃を背景にしたある怨念が惨殺へと導いていく——。名作中の名作と呼び声の高い、横溝正史の代表作!!

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    「悪魔が来りて笛を吹く」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ちゃんと横溝正史を読んだのははじめて。登場人物多め、古めかしい文章と一瞬とっつきにくいかなと思ったけれど、最後まですらすらと読めた。お家騒動という設定自体は珍しくないものの、さすがの名作。

      2017/12/17 by

      悪魔が来りて笛を吹く」のレビュー

    • 金田一耕介ですね!昔読んだよな~。懐かしい~。

      2017/12/17 by rock-man

    • コメントありがとうございます。恥ずかしながらちゃんと読んだことがなかったので、積読からあさって読んでみています。笑 >> 続きを読む

      2017/12/24 by aki

    • 評価: 4.0

      『ひとり横溝正史フェア』の今回の作品はこちら「悪魔が来りて笛を吹く」。

      貴族制度が廃止された日本、社会を揺るがす毒殺事件の容疑者でもある椿元子爵が失踪し遺体が発見される。遺体を確認したにも関わらず、椿元子爵は生きているのではと母親が言うためひとり娘である美禰子が金田一耕助に調査を依頼する。
      金田一耕助が元子爵邸に向かい、一堂揃って元子爵について占いをすることになる。
      そんな中聴こえてきたのは、元子爵が作曲した「悪魔が来りて笛を吹く」のフルートの調べ。

      今作では有名な「帝銀事件」や貴族制度が廃止された斜陽族といった社会情勢と創作の事件をうまく絡めている。
      また、現実的なことと亡くなった元子爵の亡霊がフルートを吹くといった幻想的なこととがあわさり耽美な魅力に溢れた一冊。

      以前読んだときにはわたし自身が犯罪に余り興味がなかったようで、すらっと読んでしまっていたようだが、今回読み直すと興味深く読むことが出来た。
      「帝銀事件」の犯人とされた平沢貞通は途中で自分は犯人ではないと言い、死刑判決は下っているものの真相が不確かなまま平沢貞通も亡くなってしまっている。
      真相が明かされないまま時間だけ過ぎたこの大事件は、きっと横溝正史にとっても大きな関心事だったことと思う。
      この「帝銀事件」についての物語ではなく、あくまでそれを取り入れただけではあるけれど、こういった現実の事件と絡めると否が応でも魅力は増してくる。

      また、貴族という身分であるがゆえに起きうるとも言える乱れと、家名があるがゆえの苦悩といった、いかにも横溝正史な澱んだ世界が展開されており、醜悪で不快とも言えるのに読む手が止まらない。
      今作では他に勝るとも言えるほど醜悪さが際立っていると思う。
      また内容も重く、濃厚すぎるが先を知らずにはいられない。

      確かこちらの作品も映像化されているはずだが、悪魔の紋章を見せつけるところ以外は殆ど記憶がない。
      映像化するに当たり、肝とも言えるフルート曲は本当に原作にある通りの曲だったのか、もう一度聴いてみたいと思ったりする。

      最後の犯人が名乗り、犯人による記録を美禰子が読む部分は心が痛むような重苦しさがある。
      こちらは読後感が良いとは言えない作品だったが、これはこれで横溝正史の美なのかもしれない。
      >> 続きを読む

      2016/02/25 by

      悪魔が来りて笛を吹く」のレビュー

    • 紫指導官さん
      コメントありがとうございます。

      重く暗いですが面白いですよね。 >> 続きを読む

      2016/02/28 by jhm

    • pechacaさん
      コメントありがとうございます。

      頑張っていますよ。
      そうなんですか、知りませんでした。稲垣吾郎さんがちょっと苦手なので観る気にはなりませんが。稲垣金田一はくちゃくちゃなフケまるけの髪という感じがありませんね、一日三回くらいお風呂入ってそう。
      >> 続きを読む

      2016/02/28 by jhm


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