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白夜

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: ドストエフスキー
カテゴリー: 小説、物語
定価: 340 円
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    「白夜」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      友だちもなく、もちろん女性とつき合ったこともない夢想家の青年が、生まれて初めて恋をする。(1年後に会おうと約束した好きな人がやって来ない、と)不安に涙する姿に、娘に惹かれてしまったのだが、青年はそんな事情は知らない。
      私に恋をしてはいけないと言う娘だが、青年の身の上話を聞いているうちに彼に好意をもつ。青年は喜びに舞い上がるが、娘の身の上話(好きな人の話)を聞いて自分は身を引こうと考える。娘は、会いに来てくれない人なんか好きではない、あなたが好きだ、青年と一緒になろうと言う。
      …が、
      二人で歩いている時、偶然その人を見つけるや、青年を置いて走って行ってしまう(ええ~)。その後、彼と結婚するという手紙が来て、あなたとはいつまでも仲のよい友だちでいましょうと書いてある。青年はそれでも、娘の幸福だけを願うのであった。

      臆病で不器用な青年。夢想家で、飾り立てた言葉でぺらぺらしゃべりまくる。
      おしゃべりで調子のいいヤツは信用ならん、なんだかな~、って初めは思ってたけど、でも、この青年いい奴じゃん。ただ、おしゃべりなだけ。(舞い上がってたんだね)

      それにしても、娘さんは罪だなあ。青年が気の毒。思いきり振り回されてしまった…。まあ、私に恋をしてはいけない、友だちならと初めに言っていたのだから、娘さんも最後までそう言い続けなければね。悪気はなかったんだろうけど・・・心が揺れちゃったんだね。

      でも、青年はえらかった。娘を非難したりしない。
      君の心の空のいつまでも晴れやかであらんことを、君の美しい微笑のいつまでも明るく、平穏無事であらんことを、そしてまた法悦と幸福の瞬間に君の上に祝福のあらんことを。

      って、なんてええヤツなんだ、君は!

      大丈夫! 辛いだろうが、これもいい経験さ。これから、きっといいことがあるよ。君のような心のきれいな人にはね。

      (長編じゃなくて読みやすかったです。せりふは長いけど、そこが面白かったりします。)
      >> 続きを読む

      2014/02/27 by

      白夜」のレビュー

    • ドストエフスキーは女にもてなかったそうです。
      トルストイなんかもっとひどかったらしいです。
      そんな人の書いた恋愛小説って目で見ると別の面白さが出てくるかも~(^^)
      >> 続きを読む

      2014/02/28 by 月うさぎ

    • これは初期の作品だそうですが、
      この青年はもしかしたら、ドストエフスキー自身がモデルなのでしょうかね?
      >> 続きを読む

      2014/02/28 by バカボン


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