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兎の眼

4.1 4.1 (レビュー6件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 600 円

"大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気づいていくのだった......。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved"

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    「兎の眼」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      魅力的な登場人物がいて、続きが気になってしまった(特にやくざ教師の足立先生とおっとりした感じの折橋先生)
      最初に飼っていたカエルを引きちぎって殺したり、クラスメイトの腕に噛みついて骨をのぞかせたした小学生の鉄三に恐怖を覚えたが、そんな鉄三も小谷先生の一生懸命さに徐々に心を開いて、笑顔も見えるようになる。
      鉄三はハエを飼っているのだが、私も読んでいる内にハエに少し詳しくなってしまった。
      しかし、良い先生になるには学校が終わってからも生徒の自宅を訪問したり、ストライキまで起こす覚悟が必要なのか。大変(;´・ω・)
      タイトルの『兎の眼』は、泣き虫な小谷先生の事かな。
      >> 続きを読む

      2016/03/24 by

      兎の眼」のレビュー

    • 評価: 3.0

      (途中、何度も泣きそうになった。泣き癖がついたかなあ。)

      教育者の理想を追いつつ自身は断念せざるを得なかった灰谷健次郎による、新米小学校教師の成長物語。

      新米教師の泣き虫小谷芙美が受け持った1年生のクラスには、口を利かない鉄三がいた。プロローグでいきなり、カエルを引き裂いた鉄三。どぎもを抜かれた小谷先生は吐いて泣いた。

      鉄三の遊び相手はハエだつた。小谷先生は新婚でもあつた。そんな児童と先生が、やくざな先輩教師や鉄三の祖父で苦労人のじいさん、個性的な同級生らとの交流を通じて心を通わせるようになっていく。

      舞台としては、学校のほかに、鉄三らの住まいする塵芥処理場の長屋界隈が大きな役割をもち、差別・偏見が幾重にもうずまいている。

      理想の教師、理想の教育を、もがきながら模索する群像がそこにある。

      兎の眼とは、小谷先生が挫折しそうになって訪ねた善財童子の童子像のおだやかな眼の印象そのものをいう。ただの人間の眼は「ふしあな」なりということだ。
      善財童子とは、恵まれすぎた童子が仏道修行を志し、貴賤をとわず53人との出会いを通して成長していく説話に出てくる。東海道五十三次の53はこれだとも聞く。52でも54でもない。小谷先生の眼は、人間の眼から善財童子の眼にかわっていくのだ。

      しかし、良いことばかりでないのが灰谷さんの体験的真実なのだろう。小谷先生は新婚の身として茨の道も同時に歩まなければならなかった。

      物語はヤクザな先生中心の展開で終盤を迎える。小谷先生が主役のようでいて、実は、変わろう・変えようとする「群像」こそが主役だった。

      最後には、泣き虫先生は泣かない。(わたしも泣かない。)さわやかな心持ちになる。

      >> 続きを読む

      2016/02/13 by

      兎の眼」のレビュー

    • レビュー拝読させていただきました。
      本当にすばらしい作品ですよね。
      多くの人に読んで欲しいです。 >> 続きを読む

      2016/03/08 by atsushi

    • 評価: 5.0

      本当にすばらしい作品。

      特にバクじいさんの話は、涙なしには読めない。

      「人間は抵抗、
      つまりレジスタンスが大切ですよ、
      みなさん。
      人間が美しくあるために
      抵抗の精神をわすれてはなりません」

      「よわいもの、力のないものを疎外したら、疎外したものが人間としてダメになる」

      本当に、人生の糧になる一冊と思う。

      多くの人に読み継がれていって欲しい。
      >> 続きを読む

      2016/02/11 by

      兎の眼」のレビュー

    • <junyoさん

      コメントありがとうございました。
      ぜひぜひ^^ >> 続きを読む

      2016/03/03 by atsushi

    • ほんとに素晴らしい作品です。わたしもレビューをアップしていますので、ご一読いただければ幸い。 >> 続きを読む

      2016/03/04 by junyo

    • 評価: 5.0

      小谷先生は、新任の先生。(先生だけど、ピッカピカの一年生)

      いつも失敗ばかりの小谷先生は、
      すぐにメソメソ・シクシクする「泣き虫先生」だ。

      そんな小谷先生が、ハエが大好きな鉄三くんを受け持つことに
      なってしまい大ピンチ!

      小谷先生、どうするの?

      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

      もしあなたが、「問題児」とか「知恵遅れ(発達障害)」といわれ
      ている子どもを受け持つ先生だったらどうするだろう?

      灰谷は元小学校教諭。
      真の教育の意味を問い掛ける小説を数多く手掛けた。
      本書は、灰谷の教育思想を鮮やかに描き出す代表作だ。

      教育とはなにか?
      教師とはどのような存在であるべきか?

      教育に関心のある全ての人に読んでもらいたい。


      「兎の眼」、気になるタイトルだ。
      小谷先生は、どんな「眼」で子どもたちを見つめるのだろう・・・
      >> 続きを読む

      2014/01/05 by

      兎の眼」のレビュー

    • なんで「兎の眼」なのか気になります。

      後、教員ヤクザって…怖すぎです(笑)

      2014/01/06 by ちあき

    • 兎と一緒で寂しいのが苦手なんですよねー

      2014/01/06 by makoto

    • 評価: 1.0

      【読了日不明】

      大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。
      決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決意する。
      そして小谷先生は次第に、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気付いていくのだった…。

      学校と家庭の荒廃が叫ばれる現在、真の教育の意味を改めて問いかける。
      すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。
      >> 続きを読む

      2013/12/14 by

      兎の眼」のレビュー

    • ウサギさんの目が赤いっていうのは知ってましたけど、白目じゃなくて黒目の部分だっていうのを知った時は感動しましたー♪ >> 続きを読む

      2013/12/15 by makoto

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