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ブレイブ・ストーリー

3.3 3.3 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 700 円

僕は運命を変えてみせる―。剣と魔法と物語の神が君臨する幻界でワタルを待ち受けていたのは、さまざまなモンスターに呪い、厳しい自然、旅人に課せられた数々の障害だった。大トカゲのキ・キーマ、ネコ族のミーナらとともに、ワタルは五つの宝玉を獲得しながら幻界の旅をつづける。先をゆくライバル、ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる幻界の未来は?胸躍る場面が次々展開する和製ファンタジーの金字塔!

いいね! niwashi

    「ブレイブ・ストーリー」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      2018/1 2冊目(通算2冊目)。現実世界から幻界へと話の舞台は移り、いよいよ冒険譚らしくなってきた中巻。ワタルが酷い目に遭ったり、宝玉を見つけるために活躍したりと話はまるでRPGをプレイしているかのよう。ゲームが好きな人は面白いかも。幻界はファンタジーな世界観ながらどこか現実的な思想を元に舞台が作られているような感じがする。ワタル自身の希望を叶えるために幻界の人々を犠牲にしなければいけない展開に最後はどうなるんだろうとハラハラしながら読んでいる。下巻も読んでいきたいと思う。

      2018/01/05 by

      ブレイブ・ストーリー」のレビュー

    • 評価: 2.0

      旅の準備も整い《幻界(ヴィジョン》での冒険は始まった。
      運命の塔に住む女神さまのもとへ行くために
      5つの宝玉を集めることがワタルのミッションだ。

      「旅人」のワタルを幸運のマスコットと信じる
      明るく気のいい力持ちの水人族(見た目はトカゲ系)のキ・キーマ
      軽業師で美人の白猫の姿のネ族の少女ミーナも旅の仲間に加わる。

      最初に訪れたガサラの町で強盗殺人の犯人との濡れ衣を被せられて逮捕されたのをきっかけに、
      ワタルは「ハイランダー」(保安官みたいなシステム)のメンバーになる栄誉を得る。
      という流れが中巻の内容だ。


      次々に町を巡る旅では、化物や幽霊が出てきたりして「異世界」を強調する。

      一方で、南北の大陸で体制の違う国が対立的な緊張関係を持っているといういかにも風刺的な設定。
      北は絶大な権力をもった皇帝によって統一された帝国で
      人種差別の激しい暴力的で不自由な国。
      南は小国家の連合で豊かな自然と様々な人種が共存する自由主義国家。

      「どこかでみたような」と作者がほのめかす。

      キリスト教を模した新興宗教のカルト的犯罪を描き、
      これも「現世」でみかける話という。

      この邪教の聖堂の名称を「システィーナ聖堂」と名付る無神経には、
      ミケランジェロ・ファンとして、かなり不愉快である。
      私はクリスチャンではないけれど、ミケランジェロの魂の宿った美しい礼拝堂の名をなんでそのまま騙る必要があるんだ?!

      「目のところだけ穴をあけた白い頭巾をかぶった」人種差別主義者の集団なんて、KKKに決まっているし。

      現実の世界をファンタジーの仮想の世界に反映させたいという意図はよくわかった。
      しかし、これがファンタジーの興を削ぐ要素になっている。


      ファンタジーというのは、その世界を描くにあたって「独自の世界観」を構築することが必須である。
      現実をアレンジして適当に散りばめればファンタジーが出来上がるものではない。
      宮部はファンタジーを適正に理解していない気がする。
      ここに描かれている世界は現実を変換させただけの世界であって
      ファンタジーとは別のものだと思う。


      もう一つ、この話の最大の弱点は、
      「他人のゲーム・プレイを観ていて楽しいか?」
      という問題ではないだろうか?
      基本、ゲームは「自分が主人公」で行うものなのでは?

      ファンタジー小説では、主人公に自分の感情を移入し疑似体験することで
      「自分の物語」にできる。
      「ブレイブ・ストーリー」では主人公がひっきりなしにゲームや現世を意識していることで
      「ワタルの」ゲームを眺めているに過ぎなくなっているように、
      私には感じられるのだが。


      冒険の動機である「母のために運命を変えたい」という決意も、
      あまり切実に伝わってこない。
      このアンバランスな感じは、現実の問題を子供の手に負えない両儀的な設定にしたためだ。
      ミツルの場合は殺された妹を呼び戻したいという切実な願いだ。
      それにひきかえ、ワタルの願望は「運命を変える」という類のものではない。

      おまけに、中巻の時点では、ファンタジーの世界での試練が
      そんなに大事に感じられないのである。
      のんびり遊んでいていいのか?と思ってしまう位、
      普通に幻界の冒険を楽しんじゃっているように見える部分が大半だ。

      それより何より、結局運命をどう変えるの?
      愛の無い夫を呼び戻すことが本当に幸せなの?
      自分と母親がよければいいの?
      と思っちゃう部分も大きい。


      この結論をどういう方向に持っていくのかが
      私のこの時点での唯一の興味なのだった。

      下巻に続く…
      >> 続きを読む

      2012/11/14 by

      ブレイブ・ストーリー」のレビュー

    • chibadebuさんにイジられたw
      わ~いwww

      2012/11/15 by makoto

    • chibadebuさん makotoさん  お二人とも 吟遊詩人ですね♪

      2012/11/15 by 月うさぎ


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