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アラビアの夜の種族

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 660 円
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    「アラビアの夜の種族」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      【魔法と剣の戦い】
       遂に最終巻を迎えたレビューです。
       結局、この作品の劇中劇(アラビアンナイト的な物語)の主人公は3人ということになるわけですね。
       異形にして生まれ、人として最大奥義の魔術を極め、ザハルの街に君臨したアーダム。
       森に生まれ、森に拒まれて魔術の奥義を究めようと旅立った「白子」のファラー。
       そして、正当王位継承者であるにも関わらず簒奪者により遺棄されたサフィアーン(無双の剣の使い手となります)。

       この3人が、そもそもザハルの街に巣喰っていた「魔」と交合し、あるいは打ち捨てられ、または憎み、討ち滅ぼす宿命を背負い、最後には一同に会する(ある意味でね)ということに相成るわけです。
       そして、ザハルに巣喰っていた魔も交えての「魔法と剣の闘い」が繰り広げられます。

       本書をお読みになった方、あるいは私のレビューを読んで下さった方(ありがとうございます)は、ちょっと不思議に思わなかったでしょうか。
       ナポレオン軍に壊滅される寸前のエジプトにあって、最終的な秘策としてアイユーブによって授けられたのが、たかだか1冊の『災厄の書』をナポレオンに献呈するというものだったという点に。
       
       ええ、それは歴史的には確かに一人の狂王を葬り去った魔書だったかもしれません。
       しかし、それを仏語に訳したものが、どれほどの効果を生むのだろうか、と。
       良いでしょう。
       その『災厄の書』には魔力が封じ込められているとしましょう。
       しかし、アイユーブはその『災厄の書』を入手していないのですよ。

       それをでっち上げるために、『夜の種族』達に新たな物語を紡がせ、それを書き記させているわけです。
       それがいかに素晴らしい書だったとしても、それでナポレオン軍を撃退できるものなのでしょうか?
       それについても、作者なりの説明が加えられていますし、物語もそう展開するのですが……ごめんなさい、ここはやはり弱いと感じました。
       本作のコアとなる仕掛けの部分だっただけに惜しい感は残りました。
      >> 続きを読む

      2021/05/21 by

      アラビアの夜の種族」のレビュー

    • 評価: 5.0

      すごく面白かった、やられた。
      装飾的な文章なんだけど、それが物語の流れを加速させている。超初期のたまらなく魅力的だった頃のグインサーガを思い出した。又吉推薦本。

      2017/02/21 by

      アラビアの夜の種族」のレビュー


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