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歌舞伎町案内人

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 社会病理
定価: 580 円

いまや歌舞伎町で最も有名な中国人となった元祖「案内人」、李小牧。だが、注目を浴びるようになった現在でも、案内人は危険と隣り合わせの人生を疾走し続ける。マスコミの裏切り、ヤクザの中国人狩り、警察による摘発の嵐、縄張りを狙う新たな影...。次々と押し寄せる絶体絶命の危機を、案内人はどう生き延びるのか―。あらゆる欲望の聖地と化した歌舞伎町の真実を描き出す、人気シリーズ最新刊。

いいね! ice

    「歌舞伎町案内人」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      新宿歌舞伎町を拠点に外国人相手に娯楽をガイドする中国人。

      前作があまりにも強烈な印象を残していたため期待Maxで手に取ったが、それでも!やっぱり!面白い!

      多読なわりに読んだらすぐに忘れてしまう方なので詳細は全く覚えていないのだが、とにかく刺激的で面白かった印象が強い前作。
      その続編が出ていることは知っていたが、これまで読まずに大事に取って置き、満を持して手に取った。

      予想、いや覚悟していたのはあれだけ面白かった作品の続編なので、どうしてもガッカリするのは仕方が無かろうということ。
      しかしそれがものの見事に良い方向に裏切られた。

      著者の文才はもちろん認めるところでは有るが、なんと言っても世界に冠たる新宿歌舞伎町というロケーションが抜群に面白い。
      眠らない街という言葉がこれほどしっくり来る街も他には無いのでは無かろうか。

      ケンカ、ヤクザ、賭博、性風俗。それを求めて集まる人々。それを守り、取り締まるヤクザと警察。
      剥き身の感情が交錯するような躍動感が行間から溢れて来るようだ。

      誇れることでも無いのだが、現実世界ではこれらには全く縁が無いため、対極に位置するものに対しての興味なのだと思うが、これまでコレ系の本は相当数読んで来ている。

      そんな中で前作、本作と連発で圧倒的な満足度を与えてくれるのは、きっと現場の息吹が伝わって来ることなのではなかろうか。

      外国人向けガイド。きっと著者には嫌がられてしまうが、分かりやすく言えばキャッチセールスとかポン引きとか言われる職業で有る。
      その性質上、常に歌舞伎町の外に立ち、その目で現場を見続けて来た視点にしかない臨場感が大きいように思う。

      また、自らを全く飾らない著者の姿勢にも共感を覚えてしまう。

      ヤバイと思ったらなりふり構わず頭を下げまくったり、部下のために身体を張ってボコボコにされたり。
      ギャンブルにハマったり結婚離婚を繰り返したり。

      そんな自分を曝け出した上で、それでも魅力的に映るのが、男の色気なのかもしれない。

      それでいながら、深夜に一人で歩いても、それほど危険を感じない安全性が歌舞伎町の本当の凄さなのかもしれない。
      >> 続きを読む

      2012/07/14 by

      歌舞伎町案内人」のレビュー

    • 私は全く読まない、絶対に選ばないジャンルの本ですが、読書ログで☆5のレビューを見つけるとやっぱり気になってしまいますね^^

      >そんな自分を曝け出した上で、それでも魅力的に映るのが、男の色気なのかもしれない。

      完璧な男性よりも、弱さも含めて自分をさらけ出せる強さを持った人の方が魅力的ですね^^

      歌舞伎町本、私も1冊読んでみようかなぁ。。。
      >> 続きを読む

      2012/07/14 by chao


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