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風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 村崎 友
定価: 637 円
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    「風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      第24回横溝正史ミステリ大賞受賞作の村崎友の「風の歌、星の口笛」を読了。

      ジョーとクレイン博士の二人が乗った宇宙船クピドの目的地は、地球から25光年の彼方にある人工惑星プシュケ。

      着いてみると、地球に似せて作ったはずの惑星は砂漠化していた。
      出入口のない「始まりの家」の天井に貼り付いていた干からびた死体。

      さらに青の都市は、廃墟と化していた。調査を進めた二人は、意外な事実を知ることになる。

      宇宙飛行士ジョーの物語に、マムズタウンを支配するマムに不審を抱いた探偵トッドの物語と、入院中に恋人が煙のように消えてしまった地球人マツザキの物語を加え、三つ巴で進行する物語が交錯した時、見えてくる真実の形とは-------。

      この作品は、確かに宇宙開拓もののSFとしても、あるいはセカイ系の特に戦闘美女ものの亜種として見た場合も、突っ込みどころは満載だと思う。

      しかし、密室ものの本格ミステリとして、この作品を読むと、思いついたネタを成立させるためだけに惑星をひとつ作り上げ、トリックを実行できる唯一の犯人をそこに配置したことがわかる。
      その大胆な構成が、実に見事だと思う。

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      2018/10/06 by

      風の歌、星の口笛 (角川文庫 む 10-1)」のレビュー


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