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四畳半神話大系

4.1 4.1 (レビュー17件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 700 円

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

いいね! niwashi 2hak1

    「四畳半神話大系」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      十数年ぶりの再読。

      正直に言うと、十数年前に読んだ時は途中で読むのを諦めた。
      初めての森見さんの本だったので仕方がない。今よりもピュアだった自分には癖が強すぎたのだと思う。

      本書はいわゆる平行世界もの。
      登場人物や舞台は同じで、違うものは主人公である「私」が大学でどのサークルに入ったか、ということ。
      映画サークル「みそぎ」、「弟子求ム」、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密組織「福猫飯店」。
      4つのストーリーが展開される。

      面白いのは、各ストーリーで重なっている文章や事柄がいくつかあること。

      まずどのストーリーも出だしは同じ。私はなぜこんな人生になってしまったのか、というような内容から始まる。
      その他にも同じ文章がちらほら。そしてたまにその文章を変えてくるという策士ぶり。

      色々起こる事件もリンクしているものがある。
      占い師の言葉、蛾の大群など…。

      おおよその結末も同じなのだが、どの話も個性があって面白い。
      好みはあるかもしれないけど、どれが良かったかと言われたら、樋口師匠に弟子入りをした「自虐的代理代理戦争」かなー。

      戦争内容もそうだが、明石さんとのやり取りも面白かった。

      昔は頓挫した本書をスラスラ読めるようになったのは、頓挫した時にもりみんウイルスが身体に入り込んで洗脳されてしまった証拠だと思う。

      さて、封印していた本書を引っ張り出してきたのは、本屋で続編を見かけたからという理由があります。

      早速、続編を買いに行かなくては。

      …義務感に駆られているあたり、ウイルスに侵されてるなぁ。
      >> 続きを読む

      2020/08/13 by

      四畳半神話大系」のレビュー

    • 評価: 5.0

      尊大な自尊心と臆病な羞恥心をあわせ持つ大学生の私が、憧れの大学生活を夢想する中で、自分の理想とはかけ離れた現実に、暗く絶望しながらも愛しの明石さんや、悪友の小津と共に、冴えない現実を何度もやり直して平行世界を輪廻する物語。

      うだつがあがらないなら、堅牢にそびえる心の殻を突破せよ!

      自分が目指す理想とは程遠い現実を、やり過ごす事に人は慣れている。

      仕方がないが常套句で、青臭い理想を叱咤して誤魔化している。

      しかし、青臭い理想像を間違っていると決めつけるのは簡単だ。

      それに近づこうと足掻く瞬間にこそ輝きは宿るのだ。
      >> 続きを読む

      2019/12/19 by

      四畳半神話大系」のレビュー

    • 評価: 4.0


      森見登美彦の「四畳半神話体系」は、優れて知的で完成度の高い、男子大学生の超現実的日常を描いた作品だ。

      京都のボロアパートで、ひねくれた青春を送る男子大学生の超現実的な日常を、韜晦に韜晦を重ねた文体で描く、抱腹絶倒の物語----というところまでは、前作の「太陽の塔」と同様ながら、この作品の趣向は、さらにSF寄りになっている。

      映画研究会、二〇一号室の「師匠」に弟子入り、宗教系ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密機関「福猫飯店」という四つの選択肢を選んだ主人公の、四通りの学生生活を、ギャルゲーの分岐みたいに描いた物語だ。

      この四通りの世界は、似たようでいて、少しずつ異なっていて、でもやっぱり主人公は同じ「唾棄すべき親友」小津とつきあい、そして同じように身を持ち崩しているありさま。

      さまざまな可能性の分岐の中で、同じようにのたうち回る主人公を描いた、一種のパラレルワールドものなのですが、単なる並行世界というわけではなく、コピー&ペーストのようでいて、少しずつ違う展開や、四つの世界がさまざまな箇所で微妙に絡み合うのです。

      そして最後には、怒濤のような結末を迎えるのが、読みどころになっていると思う。

      ぬいぐるみ「もちぐま」や、香織さん(人ではない)、蛾など細かい小道具の使い方も、実にうまいと思う。

      >> 続きを読む

      2019/08/22 by

      四畳半神話大系」のレビュー

    • 評価: 4.0

      2018/2 8冊目(通算26冊目)。再読2~3回目ぐらい。何回も読んでいるけれど、今回初めて話の全体像がつかめたような気がする。4編の話が全部並行しているというギミックにも初めて気が付いた。(それなら今まで何を読んでいたのだとツッコミを入れられそうですが、読んでいくうちに訳が分からなくなってしまうのです。)アニメ版もあるが、アニメは確か11の平行世界なので見ていてちょっとくどかった記憶がある。機会があればアニメも見返したい。感想はこんなところです。

      2018/02/16 by

      四畳半神話大系」のレビュー

    • 評価: 5.0

      違うサークルに入っていたら人生どうなっていたか・・・。

      森見さんワールドはおもしろい。
      大学生のくだらない日常(←けなしてる訳ではありません)が、妙に硬い言い回しと難しい熟語で語られるギャップがおもしろくて大好きです。

      2017/08/08 by

      四畳半神話大系」のレビュー

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