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RDGレッドデータガール

はじめてのお使い
4.5 4.5 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,680 円

山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていたが、中学三年になった春、突然東京の高校進学を薦められる。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子深行を、(下僕として)泉水子に一生付き添わせるという。しかし、それは泉水子も知らない、自分の生い立ちや家系に関わる大きな理由があったのだ。大人気作家荻原規子の書き下ろす新シリーズ。

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    「RDGレッドデータガール」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      二読目。
      初めて読んだのがもう何年も前。

      密やかに、普通の女の子として生活したいのに、不得意なことが多く、自分に自信が持てない少女・泉水子が主人公。

      地元の高校への進学を考えていたところへ、東京の高校への進学話が持ち上がる。
      さらに深行という意地悪な男の子も現れ、穏やかな日々が遠ざかっていく…。

      改めて読むと、泉水子の周りの人物のインパクトがすごい。
      最終的にいちばんすごいのは泉水子、ということになるにしても、いやだからこそなんだろう。

      東京の雑多さであったり、山の澄んだ良さであったりが泉水子の視点を通してじっくり伝わってくる。

      努力で自身を作り上げてきた深行が、何も知らず、何もかもを拒絶する泉水子に苛立つのも共感はできる。
      ただ、泉水子の感じる恐怖や理不尽さであったり、何も知らされてこなかった背景であったりはやはり当人でなければ分からないものであり、一概に努力していない、と決めつけることはできないことを感じた。
      彼女だって、普通でありたかったのだ。
      みんなと同じようにしたかったのだ。

      そうした意味では、やはり深行もまだ子どもだということかも…などと睨まれそうというか言い負かされそうなことを思ったり。

      そして和宮くんがやはり好きです!
      一途という言葉では安易だが…密やかに居るかと思えば、怒りを露わにし、最後にはなんだかんだ飄々としているのも印象的。

      普段は大人しい泉水子が怒った姿が「西の善き魔女」のフィリエルを思い起こし、それもまた懐かしい気持ちになった。
      >> 続きを読む

      2019/01/08 by

      RDGレッドデータガール」のレビュー


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