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ゆきがやんだら

3.5 3.5 (レビュー1件)
カテゴリー: 漫画、挿絵、童画
定価: 1,260 円
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    「ゆきがやんだら」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      “ぼくと ママしか いないみたい、せかいで”

      雪の降った朝。世界が真っ白の別世界に変わった驚き。
      音もなく降る雪の神秘のベール。
      めったに雪の降らない町中に暮らす人なら、きっと誰もが味わったはず。

      光も音も吸い取られた世界の中に塗り込められたような
      孤独感と高揚感。

      思いは自分の子ども時代のとある冬の日へと飛んでいきます。
      いいえ、おとなになった今だってきっと、
      雪の日には、何か特別なことをしてしまったりしますよね。

      文・絵とも酒井駒子さんの作品
      「子どものとき、団地のベランダから見た雪景色を思い出して描いた本です。」
      とおっしゃる通り、「日本のどこにでも見られるような団地」に住む「ぼくとママ」
      親子は、ここではうさぎの親子として描かれています。
      暮らしの風景の現実的なことと、雪とうさぎの非現実が
      なんとも言えない不可思議な空気を醸し出します。

      私は彼女の描く子どもや動物の愛らしく抒情性のある表現が大好きです。
      いわさきちひろさんを思わせる透明感のあるちょっと寂しげな表情。
      懐かしい古い時代を思わせ、どことなし影もあります。

      海外でも高く評価される日本が誇る作家さんの一人で、
      この「ゆきがやんだら」もオランダ図書宣伝協会主催の『銀の石筆賞』受賞。
      オランダ語、英語をはじめ7ヶ国語に翻訳されています。

      雪に閉ざされた二人きりの一日。

      静かで孤独で、でも満ち足りた幸福感と、ちょっとだけ踏み外した日常性と。
      そのすべてが絵本の中に閉じ込められています。

      昼間ずっと降り続いたゆきが夜になってやみました。

      「ぼく」はゆきがやんだので、外で遊ばせてほしいとお願いします。
      するとママは「ちょっとだけね」と笑ってゆるしてくれました。


      ぼくと ママは まっさらゆきに たくさん たくさん あしあと つけた。
      それから ゆきの おだんご たくさん つくった。
      それから ゆきの おばけも つくった。

      出張中のパパもあしたにはかえってくるでしょう。

      「ゆき やんだから……。」
      >> 続きを読む

      2012/11/02 by

      ゆきがやんだら」のレビュー

    • Aslanさん 雪かきはちょっと大変ですが、それでも雪の日は楽しいですよね。
      写真を撮るのもいいですね。
      でもこんなに浮かれたことを言っていると豪雪地帯の人からは怒られるかな
      (^^;)
      >> 続きを読む

      2012/11/02 by 月うさぎ

    • chibadebu さん
      >ある意味、幸福な状況なんだな。
      正解!とても幸せな親子のお話しですよ~(⌒-⌒) >> 続きを読む

      2012/11/02 by 月うさぎ


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