こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

ぼくの世界のさかさまの向こうがわ

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 漫画、挿絵、童画
定価: 1,890 円
いいね! momomeiai

    「ぼくの世界のさかさまの向こうがわ」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      「とびらの向こうに ひろがる世界は ふみだした ぼくだけのものだよ」
      美しいイラストと歌うような詩的な言葉の織り成す世界。
      ふるしょうようこさんのアート絵本。すてきな絵本です。

      『最初に出す本は、私の世界のおはなし、私が生きてていい今日のこと。』

      芥川龍之介さんの「河童」が制作の原点という彼女。

      「さかさまになって あるいている人たちがいて さかさまに思った
          そこはとても  とてもおかしな  もっとおかしな
              いつもどおりの おかしな 風景」

      絶望を内包しつつそれを越えた自分の世界を築こうとした彼女の世界は
      とても複雑なけれどもとてもよい香りがします。

      「花がさわいで 世界が ざわつく
         そらのいろが かさなりあったら  ぶれた輪郭は  もれだした幻想」

      細部まで書き込まれサイケなデザインでありながら、色彩は柔らかな中間色でまとめられ
      不安なテーマでありながら、かわいくて、心が和む気がします。

      パッと見、印象的で、あとから見返してじんわりくる。
      いつしか馴染んでいて、この絵の世界が好きになっている。

      一見混沌として意味不明のそれぞれの絵は、ページを繰るごとに物語を産んでいます。

      「出口をさがす つづく旅路は さがす途中の ものがたり」
      それは、きっと自分探しの旅なのです。

      カラフルからモノトーンの闇の世界への転換もおみごと。
      「夜のかいじゅうが 花のかげに見えたら ひと思いに のみこまれてしまえばいいよ」

      自分を捜したい、ちょっとだけ大人なあなたにどうぞ。

      ニューヨークを拠点に活躍されるイラストレーター、ふるしょうさんの絵はこちらでどうぞ
       ↓
      http://yokofurusho.com/

      彼女がこれから描くつもりだというこどもの絵本。とても楽しみです。
      >> 続きを読む

      2013/12/25 by

      ぼくの世界のさかさまの向こうがわ」のレビュー

    • 色彩の綺麗な本ですね。こういうイラスト描けると良いんですけどね。

      2013/12/26 by Shimada

    • Shimadaさん
      ほんと、こんな魅力的な絵が描けるといいんですけどね。

      2013/12/26 by 月うさぎ


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    ボクノセカイノサカサマノムコウガワ
    ぼくのせかいのさかさまのむこうがわ

    ぼくの世界のさかさまの向こうがわ | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    ふるしょうようこの作品