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豆つぶほどの小さないぬ

5.0 5.0
著者: 佐藤 さとる
カテゴリー: 小説、物語
定価: 407 円

ぼくはクリノヒコ。身長3センチ2ミリ。コロボックルの中では大きいほうだ。ぼくたちの国で新聞を出す話をしているときに、大ニュース。先祖が飼っていた豆つぶくらいの小さないぬ“マメイヌ”が、今も生きているかもしれないという。創刊号はこのスクープだ!日本が誇る傑作ファンタジー。

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    「豆つぶほどの小さないぬ」 の読書レビュー

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      講談社 (1985/11)

      著者: 佐藤さとる , 村上勉

      • 評価: 4.0

        前作「だれも知らない小さな国」から数年がたち、コロボックルと「せいたかさん」の協力関係は良好。
        主人公が「せいたかさん」から小人たちに移り、連絡係として選ばれている若いコロボックル「クリノヒコ」が主役だ。

        より小人たちの生活や個性が身近になりイメージが膨らみやすくなってきて
        個々のコロボックルをキャラクターとして好きになっていく人もこのあたりから増えるのかも。
        そのせいかこのお話しが一番好きという人も多いらしい。

        ストーリーはちょっとミステリー仕立て。

        大昔にコロボックルが飼っていたという「マメイヌ」
        ながらく死に絶えたと言われていたのだが、その生存を確認しようと
        マメイヌ探しに乗り出す。
        「コロボックル新聞」創刊号に、この「豆つぶほどの小さな犬(マメイヌ)」の記事を
        特ダネとして載せようというのだ。

        果たして、マメイヌとはどんな生物なのか。
        そして、本当にマメイヌをみつけて捕まえることができるのか?

        どうやらこのマメイヌは実はユビギツネ(クダギツネとも言われる)らしい。

        単なる空想物語ではなく、日本の伝承を踏まえた民俗学的な童話。
        ということでしょうね。

        この物語において、コロボックルは、非常にすばしっこくて風に乗ったりするけれど
        魔法を使ったり、超自然的な要素は全くない。

        人間より自然と近くて、小さいだけ。
        つまり、それが子供の世界と重なる部分なのだろう。

        せいたかさんとコロボックルの関係は大人と子供の関係の理想形なのかもしれない。


        私はせいたかさんに感情移入してしまっているため、
        この作品は「見守る立場」になってしまった。
        だからコロボックルたちの冒険にドキドキする感覚は残念だけどなかった。

        コロボックルがマメイヌを発見した感動は、せいたかさんがコロボックルと出会った感動には
        残念ながら及ばない気がした。
        やはり「誰も知らない小さな国」あっての、この作品でしょう。
        >> 続きを読む

        2012/04/19 by

        豆つぶほどの小さないぬ」のレビュー

      • iceさん
        そうそう。ファンタジーは夢がないと!
        そして世界はより共感できるものであってほしいですね。 >> 続きを読む

        2012/12/24 by 月うさぎ

      • makotoさん
        マンガ「ハチミツとクローバー」で森田がはぐみに「コロボックル」とあだなをつけましたが
        その「コロボックル」がこれです。
        でも言われた方は普通は「小人」みたいな意味なので怒る(`・ω・´)と思います。
        >> 続きを読む

        2012/12/24 by 月うさぎ


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    マメツブ ホド ノ チイサナ イヌ
    まめつぶ ほど の ちいさな いぬ

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