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さらば、夏の光よ (講談社文庫)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 遠藤 周作
定価: 484 円
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    「さらば、夏の光よ (講談社文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      大学教師、遠藤周作の章と、南条の章、戸田の手紙の章、野呂の手紙の章と、人物が切り替わって物語が進んでいく。
      周作先生の章では、南条と戸田をどう結び付けるかという微笑ましい章。
      南条の章では戸田との距離を置いてしまった、友人野呂の事について書かれている。

      戸田の手紙から、物語は暗い展開になる。
      なんと、戸田は南条ではなく、野呂と結婚していた。
      南条は事故でこの世を去ってしまい、生理的に嫌な野呂に求婚されるが世間体を気にする両親に勧められ、しぶしぶ結婚。
      唯一の希望であったお腹の南条の子供も死んで生まれてしまう。
      失意のどん底に立った戸田は、南条の故郷で自殺をしてしまう。
      戸田が妊娠していてもすべてを愛そうとし、救えると信じていた野呂は絶望に陥る。

      『深い河』『私が棄てた女』では、野呂のような愚鈍で純朴なタイプが最後に死んでしまったが、今回は一人生き残り、悲しみを背負って生きていく。
      一方通行の愛だけではどうにもならないように描かれているのが悲しい。
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      2016/03/24 by

      さらば、夏の光よ (講談社文庫)」のレビュー


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