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日本の美を求めて

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 東山 魁夷
定価: 609 円
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    「日本の美を求めて」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      --また、終戦直後、全てが貧しい時代に、私自身も、どん底にいたのだが、冬枯れの寂漠とした山の上で、自然と自己との繋り、緊密な充足感に目覚めた。切実で純粋な祈りが心に在った。
       風景画家として私が出発したのは、このような地点からであった。その後に描いた「道」にしても、ただ、画面の中央を一本の道が通り、両側にくさむらがあるだけの、全く単純な構図で、どこにでもある風景である。しかし、そのために中に籠めた私の思い、この作品を象徴する世界が、かえって多くの人の心に通うものらしい。誰もが自分が歩いた道としての感慨をもって見てくれるのである--


      陶酔しながら読みました。
      この読後感はちょっとこれまでに無く、驚いてます。

      陶酔すると、感動だけが手元に残って、感想が具体化しないんですねえ。。。
      もう10回くらい読んでると思うのですが、感銘はあれど、感想がいまだまとまらない。

      例えばそこに自分が最高と思う美女がいて、そんな人と二人で食事でもしながらお喋りしたら、こんな感じなのかもしれません。
      没頭する陶酔感。
      魂の昂揚と至福感。
      でも、いや、だからこそ? 会話の中身は全く覚えていない、というような。

      この作品も、最初の何回かは、読んでも読んでも話の細部を思い出せない不思議な感覚で。鑑真とか、唐招提寺とか、単語は頭に残るのだけれど、それ以上の「あらすじ」は不可解にも全く手元に残らず、でも胸を打つ静かな感動がそこにはあって。

      唐招提寺には行かねばなりません。
      >> 続きを読む

      2017/08/18 by

      日本の美を求めて」のレビュー


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