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私(わたし)たちが星座を盗んだ理由

3.5 3.5 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 882 円

恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』、絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』、孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』、怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』、七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語『私たちが星座を盗んだ理由』。これぞミステリの醍醐味全てはラストで覆る。

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    「私(わたし)たちが星座を盗んだ理由」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      独立した5つの短編集だが、ファンタジーめいた話が多い。

      「恋煩い」
      恋が叶うおまじないを実践していくアキだが、それが実は意味を持ってというラストの一言が強烈。

      「終の童話」
      触れると石像になってしまう怪物に襲われた村。
      そんな石像が元に戻るという薬を持った医師。
      薬の製造に28日かかるというやり取りから、我先にと競う住人たちの中でサスペンスが生まれる。
      ラストがあまりにも非情。

      表題作は病気で苦しむ姉妹の姉と、その回復を願う妹。
      幼馴染の夕兄が星座を隠したという真実とは。
      3人しか出てこないので大体予想はつくが、ハッピーエンドに終わらない予感はすぐに感じ取れた。
      >> 続きを読む

      2019/09/09 by

      私(わたし)たちが星座を盗んだ理由」のレビュー

    • 評価: 3.0

       ミステリー短編集。

       あまり紹介し過ぎると、どうしてもネタバレの危険が出てきてしまいます。ミステリーの宿命ですね。

       こう書いてしまった時点で既にネタバレ感はありますが、そんなこと言い出すと、そもそもミステリーコーナーに本がおけなくなってしまうわけで……。

       本作は少なくとも探偵モノではありません。なので、解決編前に犯人を当ててやろうと血眼になったり、トリックに騙されまいと肩をいからせたりする必要はありません。
       素直に読むことが本作を楽しむために心得るべき唯一のことだと思います。

       ちなみに文庫の装画は片山若子さん。小説を物色していると、そのカラフルながら優しい色使いに出会うことがあります。『たったひとつの冴えたやり方』や『ハローサマーグッバイ』の表紙、一度は目にした人も多いのでは?

       そして、この表紙にしたのはさすがと出版社に言わせて戴きたいです。僭越ながら。
       良く考えられていると思いますよ、ほんと。
      >> 続きを読む

      2015/03/05 by

      私(わたし)たちが星座を盗んだ理由」のレビュー

    • >澄美空さん
      いや〜、ほんと捻くれてミステリーを読んでしまうんですよ><
      ある程度解いてやろうと思うのは、ミスリードに引っかかって楽しめたりするんですけど、さらに疑ってしまうんですよね。
      ピュアな心を取り戻したいものです!
      >> 続きを読む

      2015/03/06 by あさ・くら

    • あさ・くらさん。

      確かにそれはあるかもですね~。時にはそれプラス穿って観てしまって結局あ~あとなってしまったり(笑)自分も純な部分はもうないかも(^_^;) >> 続きを読む

      2015/03/06 by 澄美空

    • 評価: 4.0

      もはや北山作品とイラストの片山さんはタッグのように
      定着したイメージですね。今作は5編の短編が詰まっており、
      ここまでの北山作品には全くないタイプの作風で
      物理トリックなしで真っ向勝負。
      イラストイメージ通りの、なんだか果敢なく、寂しげで
      切ないけれど、少年少女たちの思春期が持つ残酷で
      切実な想いが大きなテーマになっているような気がします。
      決して優しく暖かな作品ではないですが、何故か胸が
      ソっと押しつぶされるような感覚に陥ります。

      さらに今作は全編が「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」
      に拘っており、まさに最後の一行、センテンスで積み上げた
      イメージとストーリーがガラガラと音を立てて崩れたり、ハっと
      されられたりと破壊力のある構成です。これは米澤穂信氏の
      作品にもありましたが、もっと分かり易くて、
      ショートショートなどで見られる様なラストが待ち構えています。

      顕著なのは第一話の「恋煩い」。これには久しぶりに読書中に
      ゾワリ...と鳥肌がたちましたよ。
      >> 続きを読む

      2013/06/20 by

      私(わたし)たちが星座を盗んだ理由」のレビュー

    • >イラストイメージ通りの、なんだか果敢なく、寂しげで
      >切ないけれど、少年少女たちの思春期が持つ残酷で
      >切実な想いが大きなテーマになっているような気がします。

      こういうのすごく興味あります。
      >> 続きを読む

      2013/06/20 by ちあき

    • こんばんは
      >「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」
      この作品はキレキレでしたね。
      自分は米澤穂信氏のファンでもあるのですが
      正直、『儚い羊たちの祝宴』よりもラストの切れ味は上だったような気がします。
      >> 続きを読む

      2013/06/20 by きみやす


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