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源氏たまゆら (講談社文庫)

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 田辺 聖子
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    「源氏たまゆら (講談社文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      何度目かの再読。
      『源氏物語』を光源氏と薫の視点から描いた絵物語。第一章では光源氏が自らの女性遍歴と栄枯盛衰を「おれ」という一人称で、第二章では薫がはかない愛を一人称「ぼく」で語る。

      『源氏物語』の原書はおろか、いくつかある現代語訳さえも読んだことがないというのに、その物語のあらましを知ることができたのは本書のおかげである。それほどエッセンスが凝縮されている。しかも、おもしろい。『源氏物語』を知り尽くした田辺氏ならではの語りで、光源氏と薫の心理がよくわかる。第一章と第二章で語り口が変わることで、二人の性格の違いが浮き彫りになる。

      加えてすばらしいのは、千代紙を思わせる華麗な絵である。絵師さんは岡田嘉夫氏で、ほとんどすべてのページになにかしら描かれ、絵と絵の間に文章が綴られた豪華な絵物語になっている。個人的に好みの絵なので、しばしば見とれながら読み終えた。

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      2017/11/10 by

      源氏たまゆら (講談社文庫)」のレビュー


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