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スプ-トニクの恋人

4.5 4.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,680 円

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。―そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー。

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    「スプ-トニクの恋人」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      すごく久しぶりに、1日かけて再読。

      やっぱり大好き。

      ノルウェイの森とは全く対照的なこのラスト、久しぶりに読んでも本当に震えるほどの感動があった。

      他の作品でも描かれる「あっち側での果てしない闘争」みたいなものを、すみれちゃんもまた完璧に繰り広げたに違いない。

      今読むと、村上春樹先生本人が言っているように、これでもかというほどの比喩表現は、もはやそれだけで芸術とさえ言える。

      「○○のように?」「○○のように。」とか言うの、好きだけど嫌いな人は嫌いなんだろうなあ。笑
      >> 続きを読む

      2018/01/14 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • >ノルウェイの森とは全く対照的なこのラスト、久しぶりに読んでも本当に震えるほどの感動があった。

      村上春樹をほぼ年代順に読んでいて、そろそろこの作品だったはずなので、レビューを拝見してとってもとっても楽しみになりました!ここしばらく村上春樹読んでいませんでしたが、そろそろ再開しようかな♪
      >> 続きを読む

      2018/01/15 by chao

    • chaoさんありがとうございます。
      年代順に読まれているって、とても良い読み方ですね。

      村上春樹さんのインタビューを読むと、彼の作品群の中でこの小説は一つの区切り的な感じになっているようです。
      確かにこれ以降の作品はまた違ったキャラや深さみたいなのがあるので、そういうのにこれから出会うことができるのはとっても羨ましいです!

      個人的にこの作品はストレートでピュアな部分とダークな部分が両方あって、とにかくすごく好きです。

      おすすめですよ♪
      >> 続きを読む

      2018/01/15 by lafie

    • 評価: 4.0

      相変わらずの村上ワールドを楽しめる、「こちら側」と「あちら側」を描いた作品。

      やはりこれもあとちょっとのところで理解できない。

      個人的には他の作品に比べたら印象に残りにくい気がしたけど、それでも文章がきれいで吸い込まれるように読破。

      読み終わった後にこの作品が好きだという友人と色々話したら色んな解釈が全然違っていた。友人が合っているのか、私が合っているのか、それとも別の解釈があるのか、そもそも正解はないのか・・・ >> 続きを読む

      2012/12/13 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • 翻弄されている感じのレビューですね。

      わりと解釈を読者に委ねる作品は苦手だったりするので、華麗にスルー致します(笑) >> 続きを読む

      2012/12/13 by ice

    • 正解が有るなんてつまんないだろ?
      ほふ~w

      2012/12/13 by makoto

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      • 評価: 4.0

        久しぶりの村上春樹。

        すーっと世界観に入り、あっという間に読みました。
        あまりにもすーっと頭に入ってきたので、印象が強いかというとそうでもなく、レビューを書かないとすぐに内容を忘れてしまいそう。
        でも、読んでいてとても心地よかったし、文章も雰囲気も、すみれとミュウとぼくの会話もとても好き。細かいエピソードや描写もとても好きです。

        すみれとミュウは今までもどこかの本で登場してなかったっけ?と思わせるような登場人物でした。村上春樹作品に出てくる女性は本当に個性的で魅力的。


        以下、ネタバレします。









        消えてしまったすみれのことが気になって普段はあまり見ない解説サイトを読んでみました。そしたら「にんじんの母親との関係を解消したからすみれが戻ってきた。しかも夢ではなく実際に。」という解説が。だけど私は「AだからB」みたいな、そんな単純な話ではないような気がしています。そしてやっぱり最後にすみれが出てきたのは夢の中なんじゃないかなぁと思っています。

        この本の中で1つのポイントとなる「こっちの世界」と「あっちの世界」。
        村上春樹作品では、あっちの世界が色々なカタチで登場する。この本の中では鏡のこっち側とあっち側みたいな世界だった。この本を経て後々に「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」で、あのとても魅力的な「あっちの世界」が出てくるのだと思うと、年代順に読むことの楽しさを再確認。出版順と言いつつ、最近ちょっと順番前後しちゃっているけれど、これからも少しずつ読んでいきたい。
        >> 続きを読む

        2018/03/28 by

        スプ-トニクの恋人」のレビュー

      • この小説、世間的には村上春樹さんの作品の中で割と地味な位置づけ?になっているような気がしますが、自分の中では一番好きな作品です。

        もちろん解釈は人それぞれですが、自分はあのラストは夢ではないと思っています。でもあれはリアルじゃないっていう人も多いし、正解はないのでしょうね。

        珍しく村上春樹さんの作品の中では「あっち側」の世界がほとんど描かれていないような気がするのですが、夢ではないと考えると消えたすみれちゃんが何をしていたのか、どうやって存在を取り戻したのかっていうところがすごく気になる作品です。
        >> 続きを読む

        2018/05/16 by lafie

      • lafieさん

        > 自分の中では一番好きな作品です。

        わーそうなんですね。
        私はやっぱり「世界の終りと~」が大好きです。

        本当に想像力を掻き立てられる作品ですよね。読み終わっても心地よく世界観に浸っていられる感じがとても好きです。
        >> 続きを読む

        2018/05/21 by chao


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