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京都の平熱

哲学者の都市案内
4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 日本
定価: 1,785 円
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    「京都の平熱」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 4.0

      古本屋でみつけて、ふらっと買ってしまいました。
      父親が京都、母親が大阪の出身で、私は関東育ちです。
      鷲田さんがちょうど父親と同年代だったので、興味があって。
      そしてちょうど法事で京都に行く用事があったので、タイミングも良かった。
      鷲田さんの本、初めて読みましたが、読みやすいいい文章を書く人ですね。

      206番、という市バスの道に沿って京都を語る本です。
      散歩している気分になります。楽しい。

      具体的にどんなことが書いてあるかは皆様に読んでいただくとして、鷲田さんの言う「京都人はけったいなもん好き」というのは心当たりがあります。みんなと同じということにあまり重きを置かない、というか、他人と違うということに重きを置く人です。哲学科なんて金にならん学部に行くときも何も言わずに学費出してくれたのは本当頭が下がる。

      しかし京都人のプライドの高さというのもちょくちょく感じるので面白い。父親はいわゆる「洛中」の人なので、たとえ京都市でも洛外は京都ではないとたまにこぼします。母親に言わせれば、父親の母親、私から見た祖母もそうだったようですね。差別というのではなくて、きっちり線を引いている感じ。行政区の線とは違う、ウチとソトの堺。
      今でも「京都市」という名前で残っているから逆にややこしいのでしょうか。東京でいう「江戸」が現在の行政区と必ずしも一致しないのと同じ感覚なんだろうなぁ、と思うと、少しわかりやすいような。

      まぁ、ちょっとくらいは差別意識、というか、選民思想は入っていそうですけど。そして、その血を引いている、という意味で、私は自分についてもちょっと自慢に思っているところがあるのは否めません。本籍が京都!少し誇らしい。なぜでしょうね。


      本の内容に全然触れていなくてすみません。
      しかし京都生まれ京都育ち京都在住の鷲田さんの文章は、いろいろと考えさせられるものが多かったです。歴史と、都市と、食べ物と、産業と、いろんな話題を行ったり来たりして、いろんな角度から京都を見ている感じ。でもやっぱり、目の付け所が「おもろい」のがこの本一番の売りだと思います。買ってよかったです。父親にも読ませないと!



      >> 続きを読む

      2016/05/24 by

      京都の平熱」のレビュー

    • > iceさん
      私も高校の修学旅行が京都奈良でした。関西弁の中でも京都弁のはんなり感はたまりませんよね!しかしフルネームまで覚えてらっしゃるとは、よほど素敵だったんですねww >> 続きを読む

      2016/05/25 by ワルツ

    • > 月うさぎさん
      やっぱり東京にもありますよね。土地の記憶というのは、なかなか容易には消えないようです。愛国心の一種でしょうか。

      デヴィッド・ボウイって京都好きだったんですか!なんだかわかる気がしますね。
      >> 続きを読む

      2016/05/25 by ワルツ


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