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プリズン・トリック

3.5 3.5 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,680 円
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第55回 江戸川乱歩賞

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。完全な密室で起きた事件は、安曇野を舞台にした政治汚職にまで波及していく。単行本未収録の“ある人物からの手紙”を収めた最強のトリックミステリーを、早くも文庫化!第55回江戸川乱歩賞受賞作。

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    「プリズン・トリック」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      江戸川乱歩賞受賞とはいえ、かなり好みの分かれる中身だと思う。

      刑務所内での密室殺人というテーマは面白く、受刑者の行動や刑務所の館内などかなり細かい描写が多い。

      しかし視点が次々移っていく構成はなんとも微妙。
      どの人物に感情移入してよいか迷うし、せっかくのトリックも驚きが少ない印象。
      どうせなら犯人側の視点で見せてもよかった。

      加害者側と被害者側のやり取りは非常にリアルであり、事件とほとんど関わりないが、これは入れて良かったと思う。
      >> 続きを読む

      2018/10/04 by

      プリズン・トリック」のレビュー

    • 評価: 4.0


      遠藤武文の社会派と本格ミステリが融合した、第55回江戸川乱歩賞受賞作「プリズン・トリック」を読了。

      交通刑務所で発見された前へ倣え姿の遺体。受刑者は、強酸性の液体を浴びて、個体の判別不能状態だった。

      しかも、現場は完全な密室で、しかも「石塚、死すべし。宮崎」と、被害者と加害者を暗示するメッセージが残され、犯人と思しき受刑者は逃走していた。

      犯人を追う県警の刑事・武田は、関係者たちを取り調べるうちに、ただの受刑者同士の抗争と見えた事件の背後に、思いもかけなかった事実を知ることになるのだった-------。

      著者・遠藤武文の江戸川乱歩賞へ応募するにあたり、敢えて前衛的手法に挑んだ志の高さは、素晴らしいと思いますね。

      交通刑務所という舞台の目新しさとともに、警備の厳しい密室に入り込んで復讐する話を、本格ミステリの王道たるトリックもきちんと押さえながら、人間の心の奥底を探ろうとする"探求精神"と"倫理"を重んじるヒューマンな姿勢は、人間ドラマとしても読みごたえ十分であったと思う。


      >> 続きを読む

      2018/04/01 by

      プリズン・トリック」のレビュー

    • 評価: 評価なし

      交通刑務所という「密室」での殺人事件が物語のスタート。推理小説としてトリック・謎解きが中途半端に感じた。でも、飲酒運転での交通事故は、被害者の家族・加害者の家族にも悲惨な結末しか訪れないことを再認識させられた。

      2012/02/28 by

      プリズン・トリック」のレビュー

    • 何だかドラマ性が有りそうで、読みたくなりました!

      2012/03/01 by ice

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      著者: 遠藤武文

      • 評価: 4.0

        江戸川乱歩賞を受賞した密室殺人の推理小説。交通刑務所内でおきた密室殺人。しかも、逃走した犯人は別人だった。もう、最初からわけがわからない展開だ。ネタをばらすわけにはいかないが、次第にある恐ろしい企みが浮かび上がってくる。最終の「ある人物からの手紙」は、実際の小説では掲載されずにインターネットで公開されたのだとか。この文庫本に収録された最後の手紙を読んで初めてすべてが氷解した。まったく予想しない展開に唖然とした次第。

        2018/01/21 by

        プリズン・トリック」のレビュー


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