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数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて

4.5 4.5 (レビュー2件)
著者: マックス・テグマーク
定価: 3,780 円
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    「数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      「宇宙は数学という言葉で書かれている」とは、ガリレオの名言だが、「数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて」の著者であり、現在、最先端をいく宇宙物理学者であるマックス・テグマークは、その論をより進めて、宇宙は数学そのものであるという「数学的宇宙仮説」を解いており、この本は、その説の解説とも言っていいものだ。

      著者によると、この宇宙は、多元構造、しかも四層構造の数学的階層からできているという。

      まず第一部では、宇宙を大スケールでみた場合、基本的には、2段階の並行宇宙となっており、我々にとって観測可能な宇宙の先には、無限個の宇宙(マルチバース)があるという。

      そして、マルチバースごとに、恐らく物理定数は違うという。
      これが、レベルⅠの多宇宙だ。

      さらに、このレベルⅠ宇宙が、さらに無限個集まったレベルⅡ多宇宙があり、これらのレベルⅡ宇宙を、量子スケールで見た場合、さらに上のレベルⅢ多宇宙に至るというのだ。

      なんだか、理解できないながら、語り口は柔らかく、数式なども使っていないので、何だかわかったような気にもなってくる。

      そして話は、宇宙論から広がり、実在とはなにか、というテーマに入っていくのだが、この多宇宙論を突き詰めた場合、宇宙の実在とは、すなわち数学そのものだというのであるが-------。
      もうこの辺になると、全く理解が及ばない。

      ただ、最先端の宇宙論に触れているのだという、知的興奮だけは十分味わえる興味深い一冊だ。

      >> 続きを読む

      2021/07/24 by

      数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて」のレビュー

    • 評価: 5.0

       いわゆる並行世界に関する、現代物理学に関する研究を、一般の読者に向けてフィンランドの物理学者マックス・テグマークが書いた一冊。一般向けとは言いつつも、シュレーディンガー方程式や量子ゆらぎの用語が普通に登場するので、(量子力学の簡単な書籍をある程度理解した)一般向けといったところか。
       特に興味深かったのは、ヒュー・エヴェレットⅢ世による「エヴェレットの多世界解釈」である。一般的な量子論における考え方、量子は観測するまでその状態はわからないというコペンハーゲン解釈と異なり、多世界解釈では量子を観測する場合と、観測しない場合とで世界が分岐していくという風に考える。これは我々の直感に反するものだが、数学的に、観測者も量子的存在と考えることで、そのように解釈することもできるというのだから驚きである。
       私はこの分野について、まだしっかりと勉強したことがないので、所詮直感的な理解しかできないが、後々数学的にも理解したいと思っている。また、こういった現代の物理学における考え方の、思想への援用というのも試みたいと思っている。
      >> 続きを読む

      2018/02/11 by

      数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて」のレビュー


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