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島はぼくらと

4.1 4.1 (レビュー9件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円
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第11回 本屋大賞 / 3位
いいね! Tukiwami

    「島はぼくらと」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      高校卒業という門出は、本土と離島ではだいぶ感覚が違う。同じ進学、就職でも家元、故郷を巣立つ精神的距離感がまったく違うように思える。

      島に残るという選択肢が極端に少ない環境の中、親は子育ての終わりを、子は家族との別れを、運命的な現実として受け止めなければならないタイミングが高校卒業なのではないだろうか。

      そんな離島の現実をリアル過ぎるほど克明に描出した著者の取材力に感服。観光、特産品の開発から過疎化、高齢化、後継者不足、空き家問題、Iターン、シングルマザーの活路まで社会が抱える課題の多くが、舞台の冴島に凝縮されていた。

      離島という社会の縮図を題材に地方の意味を考えさせてくれた作品。ラストシーンに描かれた希望を繋ぐ未来像に、中央集中政権が感じ取れない地域に生きる人々の誇りを感じたぜ!
      >> 続きを読む

      2019/01/03 by

      島はぼくらと」のレビュー

    • 評価: 3.0

      表紙のイメージ先行、爽やかな青春もの...って感じかとおもったんだけど、なんか辻村さんにかかると爽やかなだけじゃない(^_^;)
      ソレも味わいでしょうからいいですけども。
      ラノベみたいな表紙の漫画キャラのイメージで読んでいくと違和感だらけになるね(;´Д`)

      (amazon解説)
      「鍵のない夢を見る」で直木賞三十五受賞後、第一作、待望の書き下ろし長編。

      母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
      美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
      父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
      熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

      島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。
      >> 続きを読む

      2018/09/27 by

      島はぼくらと」のレビュー

    • 評価: 4.0

      手に取ったきっかけは、最近書店でこの本が文庫化されているのを見て気になり図書館に新書版があったので。瀬戸内海にある小さな島に住む4人の男女の高校生の関係と周りの人々の触れ合いを中心とした作品。コミュニティー・デザイナーという職業が有る事も始めて知ったし、小さな島の社会的な現実、現状という物を良く取材して書いてあるなという印象を受けた。話もさわやかでいい読後感が残る。欲を言えば最後衣花と朱里のその後はあったが新や原樹、蕗子のその後が書いてあればなと思う。また時間をおいて読みたくなる良作と言えるかもしれない。 >> 続きを読む

      2016/08/13 by

      島はぼくらと」のレビュー

    • 評価: 5.0

      観劇中に抜け出すプランを考えついて、それを伝える時の新の描写がちょーウケた。
      もし映像化されたらそのシーンの為だけに見に行きたい。
      告白に至る流れも彼の人柄が現れ過ぎていて、且つ斬新だと思う。今までに無さ過ぎ。

      2015/09/18 by

      島はぼくらと」のレビュー

    • >もし映像化されたらそのシーンの為だけに見に行きたい。

      それほど印象に残るシーンなんですね!
      気になっちゃいます。
      >> 続きを読む

      2015/09/18 by アスラン

    • すごく印象に残るんです。
      役者の腕の見せどころです。

      2015/09/23 by W_W

    • 評価: 5.0

      とてもやさしいお話。

      辻村さんのやさしい、人として母としての視点、観点から紡ぎだされる珠玉の一冊。

      読んだ後ほんとにこの作品の中の海の上を滑るように凪ぐ一陣の風が心のなかに吹き込んだ。とても良い読後感。

      主人公は「冴島」に住んでいる高校生男女4人。

      素直でいつも明るい4人の中でのムードーメーカー朱里。

      髪や格好は派手でギャルっぽいけど一番芯が強い衣花。

      引っ込み思案でいつも泣きそうな顔をしているが物語を紡ぎだすのが天下一品の草食系男子新。

      見た目も中身も不良、だけど思いやりと優しさが人一倍ある源樹。

      この4人の成長物語プラス冴島の中で起こる様々な事をやさしく丁寧に描かれている。

      この作品はほんとに全体を通してやさしさで満ち溢れている。

      悪い人、悪意などはほ出てこない。まあ、そういう部分の描写も少なからずあるがそれでも決して嫌な感じは受けない。物語の伏線となって後々の感動に繋がっていく。

      この作品のテーマというか主な話は”Iターン”という制度。

      ここらへんは是非読んで理解して頂きたい。(説明をするのが自分には少し難しいので)

      その”Iターン”制度を使って冴島にやってきた人達と冴島に元々住んでいた人達の暖かくも一筋縄ではいかない関係ややり取りそこで起こる事などもこの作品のおもしろさのひとつかなと思う。

      因みに辻村さんの作品と言えば欠かせないのが”リンク”

      今回もあります!出てきましたよ、彼女が!

      あかば・・赤羽・・・・あー!これ以上は言えません!!

      気になった方は是非読んで楽しんで頂ければ嬉しいです。

      自分は今色々な諸問題を抱えています。先の見えない不安もあり、一時期は何も手に付かない状態でした。そんな中この作品をふと手に取りページを捲って見ました。最初は「うーん・・。」と思っていたけど読み進めるうちにやさしい、暖かい物語にいつの間にか夢中になり癒されている自分が居ました。この作品を読んでいる間だけは嫌なことや先の見えない不安から解放されて少しづつ前を向けるようになりました。

      本ってこういう部分が多分に有るのだなと、俯き前を向けなくなった心を少しづつ解きほぐしていく不思議な力が有るのだなと今回感じました。

      矢張り今一番好きな作家さんは辻村深月さんです。

      ほんとに辻村深月さんの作品に出逢わせて頂いたあすかさんありがとうございます!

      また良い読書体験が出来ました。
      >> 続きを読む

      2015/06/26 by

      島はぼくらと」のレビュー

    • >これでもオブラートに包んだんですけどね笑)
      えぇーーーーー。笑
      スロウハイツ読んでる人には確実にバレるよー。笑笑

      冷たい校舎の話。
      >今上巻の第3章ですね。頁数だと196頁くらいですね。
      分厚い本って、全然ピンとこないですね。
      予想では、充の話あたりかなー、とあたりをつけてみます。
      下巻中盤辺りから進むと思うので・・・(^_^;)
      冷たい校舎に閉じ込められた生徒たちが、一人ひとり消えていくという設定は好きなんですけどねー

      >出て来るのが誰か明かさなかったほうが良かったですかね?
      そんなことないですよー!
      名前探しの放課後は致命的ですが、これは普通に出ているかんじですよね??
      お気遣いありがとうございます&すみません!

      進まない進捗、楽しみにしてますのでー。笑
      >> 続きを読む

      2015/06/29 by あすか

    • あすかさん
      そうですよね(^_^;))うっかりさんでした(*ノω・*)テヘ

      うーんと、深月と春子の確執?の辺りですかね。
      そうなんですね。下巻の中盤・・・まだまだ先になりそうです(^_^;))

      ありがとうございます!
      そうですね、名前探しの放課後だったら多分激おこされてたかも笑)
      そうですね、多分。いえいえ。此方こそありがとうございます!

      ハハハッ!了解です!
      因みに今も進んでないです笑)でも、進めたいな~。
      >> 続きを読む

      2015/06/30 by 澄美空

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