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愛の徴

天国の方角
3.5 3.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 2,500 円
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    「愛の徴」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 4.0


      近本洋一の第48回メフィスト賞受賞作「愛の徴 天国の方角」が実に面白い。

      "量子と愛が解き明かすヨーロッパ史最大の秘密"という惹句どおり、バロック期のスペイン画家その他の謎を解きまくる歴史伝奇ミステリというか、17世紀版「ダ・ヴィンチ・コード」の趣きもあるが、そちらはいわば作中作。

      外枠の舞台は、2031年の沖縄科学技術大学院大学量子演算センター。
      最新鋭量子コンピュータ「にらい」にフランス国立文書館のデータを食わせ、そのマッピングを通じて自己組織化を促すプロジェクトが進んでいる。

      その「にらい」がデータを消化して出力したのが、孤児の少女アナと彼女に随う狼ギュスターヴの冒険の物語。
      そちらには、ダルタニヤンだのルイ14世だのマザラン枢機卿だのが、どかどかと登場し、聖遺物をめぐって権謀術数が渦を巻くんですね。

      外枠の主役は、フランス語担当の技官として沖縄にやって来た太良橋鈴。
      波瀾万丈の"アナの物語"は「にらい」の介入によって、外界の現実とシンクロし、やがては"あなたの人生の物語"へと変貌する。

      この本は、とにかく"量子論SF"としても、必読の仕上がりになっていると思いますね。

      >> 続きを読む

      2018/12/29 by

      愛の徴」のレビュー

    • 評価: 3.0

      この作品はメフィスト賞を受賞した中世のヨーロッパと
      近未来の日本をクロスオーヴァー
      させたファンタジーである。
      ちなみに売れ行きの関係なのかわからないが
      すぐにノベルスの形態になった。
      内容はふたつのパートから成り立っていて
      一方では西洋の建築学などを理解するに至るパート
      もうひとつは量子論を駆使してある
      謎に挑むパートである。
      どちらにも女性が出てくるのだが、
      まったく異なる世界観を
      持つものを結び付けていく作品の緻密なプロットに
      圧倒された。
      >> 続きを読む

      2013/10/22 by

      愛の徴」のレビュー

    • >もうひとつは量子論を駆使してある謎に挑むパート

      難しそうです。。
      量子論が何かもまったくわかりません。。
      謎が明らかになった時に「なるほどー!」って思える自信全くもってありません(笑)
      >> 続きを読む

      2013/10/22 by ただひこ

    • >愛の徴

      あいのしるしって読むのかぁ・・・

      2013/10/22 by makoto


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