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屋根屋

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 村田 喜代子
定価: 1,728 円
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    「屋根屋」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      芥川賞作家、村田喜代子さんの新作長編は上から読んでも下から読んでもの『屋根屋』。不思議な浮遊感のある物語だ。

      <あらすじ>
      みのりは夫と息子の3人暮らし。ある日、自宅の屋根修理に永瀬という屋根屋がやって来る。彼は妻を亡くしてから一時神経を病んでいたが、治療の一貫として夢日記を書くことによって病いも良くなり、自在に好きな夢を見ることができるようにもなったという。
      その話しを聞いたみのりは、永瀬から自在に夢を見られる方法を教わり二人は“同じ夢の中”で、奈良や京都、フランスの屋根を巡る旅へ出かけるようになる・・・。

      屋根職人と主婦は、お互いの家でそれぞれ布団に入り、夢の中で待ち合わせをする。
      空を飛んで色んな街を俯瞰しながら屋根の上でデートを重ねるという清い(?)秘密の関係はまさにファンタジーで、ロマンチックなのだけれどキラキラした感じやワクワクする雰囲気はあまり感じない。
      福岡弁を話す朴訥な肉体労働者の永瀬という男のキャラクターがそう思わせるのか
      中年主婦みのりとの夢物語は、常に現実が隣りにあって、かえって艶かしい。
      永瀬は旅を続ける中で、みのりとずっと夢の中にいたいと思い始めるのだけれど、さぁ、どうなるでしょう。

      話しの中では色んなお寺の屋根に関する話しが出てくる。
      考えてみるとお寺を見に行っても、屋根のことってまったく気にしていないし見ていない。
      昔の瓦職人、橘吉重寿王三郎が奈良のお寺を葺く時に
      瓦に日記のような落書きを多く残している話しなども出てきて本筋とは違ったところにも興味がわいた。
      >> 続きを読む

      2014/08/15 by

      屋根屋」のレビュー

    • > お互いの家でそれぞれ布団に入り、夢の中で待ち合わせをする。

      こんなことが出来たら、遠距離恋愛の方々や、単身赴任のお父さん達は泣いて喜ぶんじゃないかと思いますね。 >> 続きを読む

      2014/08/15 by ice


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