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アフリカの蹄 (講談社文庫)

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 帚木 蓬生
定価: 720 円
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    「アフリカの蹄 (講談社文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0


      医学ミステリーを得意とする帚木蓬生の「アフリカの蹄」は、南アフリカを舞台に伝染病とアパルトヘイトと呼ばれる黒人差別を、巧みに融合させることによって、物語の前半から陰謀の構図をくっきりと描き出して、グイグイ読ませる、医学ミステリーに冒険小説を絡ませたサスペンス小説の傑作だと思います。

      ふとしたことから、黒人居住区の貧困と差別の生々しい実態を目のあたりにした、日本人の研修に来たひとりの青年医師が、現地の人々に協力していくうちに、政治的な陰謀に巻き込まれていくという物語で、とにかく冒険ドラマあり、恋愛ドラマありの娯楽性に満ちあふれた医学スリラーになっていると思います。

      人道主義を前面に押し出すあまり、いささか話がうますぎるのが玉にキズですが、天然痘という病気をアイディアとして使った陰謀ドラマとしては、実にリアルな手応えのある作品になっていると思います。


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      2017/12/24 by

      アフリカの蹄 (講談社文庫)」のレビュー


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