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テロリストのパラソル

4.2 4.2 (レビュー6件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 650 円
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第114回 直木三十五賞

ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする――。小説史上に燦然と輝く、唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作!

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    「テロリストのパラソル」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      エンターテインメントとしてとにかく展開が早いことが挙げられる。
      いきなり公園の爆破から始まり、その現場に遭遇した島村は事件の経緯を知り、犯人を追うようになる。

      引き込まれるのは勿論だが、脇のキャラまですべてに抜かりがない。
      つまりはちょっとしか登場しなくても実は事件に関係しているだとか、無駄な人物が配置されてない。

      意外なラストの犯人像もインパクトが強く、主役がアル中というあり得ないキャラ像も面白い。

      惜しむらくはヒロイン役でもある塔子を、もう少し事件に絡められた可能性があるかなと。
      >> 続きを読む

      2018/03/16 by

      テロリストのパラソル」のレビュー

    • 評価: 5.0

      乱歩賞と直木賞を史上初のダブル受賞した作品。

      アル中のバーテンが新宿の公園で爆弾テロに遭遇する。かつての全共闘運動の仲間の名前をみつけた主人公は事件の真相を追う話だ。主人公しか知り得ない事実もあって少々フェアでないところもあるが、文章力が謎解きの面白さを後押ししている。ハラハラドキドキの展開で物語から目が離せなくなって、最後は驚きの結末を迎える。面白かった。

      2017/04/22 by

      テロリストのパラソル」のレビュー

    • 評価: 5.0

      学生運動の同志だった3人。
      会わなくなってから22年経ったある日、
      新宿中央公園の爆弾テロでその2人が死亡、そして自分も現場に居合わせた。
      これは単なる偶然ではない。

      バーテンでアル中の主人公、島村が事件の真相を探るうちに
      自分が全く考えてもみなかった過去を知り始めることに。

      学生運動の細かいシーンだけは興味をもてなかったが
      それ以外の一つひとつは頭の中に情景を思い浮かべながら読み進めた。
      まわりの人を惹き付ける島村の魅力はなんなんだろうか、と考えながら。

      思いもよらない結末に衝撃を受けたが、最後の一文がぐっとくる。

      「きょう、友だちをひとりなくした」

      この作者の他の作品も読んでみよう。
      >> 続きを読む

      2015/09/18 by

      テロリストのパラソル」のレビュー

    • 課長代理さん

      たくさんご紹介くださってありがとうございます!!!
      感激です♪
      またまた読みたい本が増えました~。
      それにしても、ハードボイルドでこれだけさらっとオススメが出てくるなんて
      さすが課長代理さんですね。尊敬です。
      >> 続きを読む

      2015/09/25 by アスラン

    • 馬鹿みたいに並べてしまって、ご迷惑でしょう?
      ほんとに時間が余って、余ってしかたないという時でいいので、ぜひどうぞ。
      >> 続きを読む

      2015/09/26 by 課長代理

    • 評価: 5.0

      紛失して3回目の購入。そして再読。
      新宿中央公園爆破事件があったときに話題になって興味を持ちました。
      アル中のバーテンダーが新宿中央公園で爆破テロに居合わせてしまい、否応無しに事件に巻き込まれてしまう。次第に分かってゆく事件と自身との関連・・・。
      主人公の島村は浮浪者すれすれの酔っ払いなんだけども、ひたすらかっこいい。かっこいいアル中を書かせたら天下一品です。

      2015/03/08 by

      テロリストのパラソル」のレビュー

    • お若かったのに、ガッカリしました。

      2015/03/20 by 空耳よ

    • 空耳よさん
      この本ギャンブルの借金返済の為賞金目当てに書いたそうなので、生き方自体がギャンブルな感じですね。 >> 続きを読む

      2015/03/20 by ありんこ

    • 評価: 2.0

      江戸川乱歩&直木賞をW受賞した藤原伊織の
      名作である。ハードボイルドとしては
      極めてレベルの高い作品として賞賛された。
      主人公のアル中の島村が爆弾テロ事件に
      遭遇し、その渦中に引きずりこまれると
      いった内容である。
      読んだことのない人は読んでみるといい。
      ハードボイルドは独特な男の世界である。
      >> 続きを読む

      2013/10/27 by

      テロリストのパラソル」のレビュー

    • 100%読んだはずなのにレビューが残っていませんでした。

      記憶の方も、ほぼ100%飛んでいる気がする、いずれ再読してみよう... >> 続きを読む

      2013/10/27 by ice

    • パラソルってことはバカンスですかねー

      2013/10/27 by makoto

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      角川グループパブリッシング (2007/04)

      著者: 藤原伊織

      • 評価: 4.0

        藤原伊織さんは若くして突然に亡くなったが、この作品は江戸川乱歩賞と直木賞を同時受賞をして話題になった。

        私はこの作品も好きだが、「シリウスの道」「ひまわりの祝祭」「手のひらの闇」などに夢中になった。もう次が読めないのが残念。

        特に「シリウスの道」は広告業界の内部が興味深く、ドラマにもなったので頼んで録画してもらったのだが、期待していた緊迫した山場がカットされていて薄味だった。
        「テロリストのパラソル」は1996年に放送されたそうだが16年もたったのに、時代の流れもあまり影響がなくとてもよくできていた。

        原作はほとんど忘れていたが、最初の新宿中央広場の爆弾事件から始まる部分は非常に面白く、読んだころの記憶と重なるドラマティックな出だしだった。

        学生運動の同士で友人だった三人のその後。二人は警察に追われ、逃げ続けて20年後に再会する。

        生活の陰に隠れて、薄暗いスナックで生きている男が、爆発事件で存在があらわになる。しばらく同棲したことのあるかっての同士だった女性がこの日に爆発で死に、友人だった男の名前も挙がる。

        あまりの偶然に、20年の間知ることもなかった二人の過去を調べ始める。

        スナックにかくれて生きているアル中の男が萩原健一、かって同士だった男に根津甚八、恋人だった女性が高橋恵子、そのほか西岡徳馬、大杉漣 など。若い木村佳乃も。

        あまりべたべたしない演出や脚本もよかった。監督の気持ちが入りすぎて、見ているほうが押されそうな意欲作もたまにはいいが疲れる。
        内容は重いが、それぞれの生き方が物悲しい、いい作品だった。

        藤原さんの作品ジャンルは「ハードボイルド」らしい。

        なんだか過ぎた時代を感じさせる作品で、懐かしかった。
        >> 続きを読む

        2015/05/30 by

        テロリストのパラソル」のレビュー

      • ああ、これ話題になりましたね。しかし読んでないです 。やっぱり現代作家はぜんぜん読んでないです 。゚(つД`)゚。
        arinko先生も課長代理さんもお好きなようで、機会があったら今度読んでみます (*^^*)v
        >> 続きを読む

        2015/05/30 by 素頓狂

      • 素頓卿さん

        いつか読んでみてくださいね、伊織さんの物は面白くて後を引きます。
        「シリウスの道」が好きなのですが、皆さんはやっぱり「テロリストのパラソル」なんですね。外せない作品です。 >> 続きを読む

        2015/05/30 by 空耳よ

      講談社 (1995/09)

      著者: 藤原伊織

      • 評価: 5.0

         フジワライオリは天才。
        ギャンブラー&酒飲みもいいし。
        早世が悔やまれてならん。たぶん5、6作しか残していないのでは。
        テロリストのパラソル。タイトルも含めて、最高傑作だと思います。
        中学生のころに青春の門読んで以来くらいですね。これほど心を揺さぶられた本は。

        2015/02/23 by

        テロリストのパラソル」のレビュー


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