こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

スプ-トニクの恋人

4.0 4.0 (レビュー5件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 600 円

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。―そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー。

いいね!

    「スプ-トニクの恋人」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      村上春樹の小説のイメージは何故かハッピーエンドになってない。この話も愛し合っている男女なのに絶対に結ばれない運命だ。最終的に相手が消えてしまう設定は愛を永遠なものにする方法なのかなと思ったりして。

      2018/05/17 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • 評価: 4.0

      久しぶりの村上春樹。

      すーっと世界観に入り、あっという間に読みました。
      あまりにもすーっと頭に入ってきたので、印象が強いかというとそうでもなく、レビューを書かないとすぐに内容を忘れてしまいそう。
      でも、読んでいてとても心地よかったし、文章も雰囲気も、すみれとミュウとぼくの会話もとても好き。細かいエピソードや描写もとても好きです。

      すみれとミュウは今までもどこかの本で登場してなかったっけ?と思わせるような登場人物でした。村上春樹作品に出てくる女性は本当に個性的で魅力的。


      以下、ネタバレします。









      消えてしまったすみれのことが気になって普段はあまり見ない解説サイトを読んでみました。そしたら「にんじんの母親との関係を解消したからすみれが戻ってきた。しかも夢ではなく実際に。」という解説が。だけど私は「AだからB」みたいな、そんな単純な話ではないような気がしています。そしてやっぱり最後にすみれが出てきたのは夢の中なんじゃないかなぁと思っています。

      この本の中で1つのポイントとなる「こっちの世界」と「あっちの世界」。
      村上春樹作品では、あっちの世界が色々なカタチで登場する。この本の中では鏡のこっち側とあっち側みたいな世界だった。この本を経て後々に「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」で、あのとても魅力的な「あっちの世界」が出てくるのだと思うと、年代順に読むことの楽しさを再確認。出版順と言いつつ、最近ちょっと順番前後しちゃっているけれど、これからも少しずつ読んでいきたい。
      >> 続きを読む

      2018/03/28 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • この小説、世間的には村上春樹さんの作品の中で割と地味な位置づけ?になっているような気がしますが、自分の中では一番好きな作品です。

      もちろん解釈は人それぞれですが、自分はあのラストは夢ではないと思っています。でもあれはリアルじゃないっていう人も多いし、正解はないのでしょうね。

      珍しく村上春樹さんの作品の中では「あっち側」の世界がほとんど描かれていないような気がするのですが、夢ではないと考えると消えたすみれちゃんが何をしていたのか、どうやって存在を取り戻したのかっていうところがすごく気になる作品です。
      >> 続きを読む

      2018/05/16 by lafie

    • lafieさん

      > 自分の中では一番好きな作品です。

      わーそうなんですね。
      私はやっぱり「世界の終りと~」が大好きです。

      本当に想像力を掻き立てられる作品ですよね。読み終わっても心地よく世界観に浸っていられる感じがとても好きです。
      >> 続きを読む

      2018/05/21 by chao

    • 評価: 5.0

      この世の不思議を暴かれているようでとても怖いと思った。

      すみません、実はネットで読者の考察を読んでしまった。

      私が感じたのはラストのシーンは「夢の中」ですみれが帰ってきたと思っていたけど、読者の考察では「実際に」すみれが帰ってきたと言い切っていたので、ほう…そうなのか。と納得してしまった。

      主人公の「ぼく」は不倫をしていた。(煙のように消えた、最愛の片思いのすみれを待ちながら)
      不倫を解消し、しばらくしたらすみれは戻ってきた。

      とても簡単に要約しているが、こういうことって実際に生きていて私も経験したことがある。

      二兎追うものは一兎も得ず…というところでしょうか。
      キープしていては待ち人来ず…というところでしょうか。

      恐ろしい小説だなぁと思った。
      読書ログにいる方も、それぞれどのように感じたのかぜひ教えてほしい。
      >> 続きを読む

      2016/02/12 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • 評価: 4.0

      村上春樹のエッセンスが詰まった作品。
      独特な言い回し(いわゆる春樹節)、あちら側とこちら側。
      ねじまき鳥ほど肩に力が入っていない感じで、気軽に読めるかも。
      電話ボックスのラストはノルウェーの森をほうふつとさせる。

      2015/04/22 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • ついついノルウェイの森みたいな超有名作品から読みたくなりますが、気軽に読める村上作品から読むのが良いかもしれないですね。これ、いいかも! >> 続きを読む

      2015/04/23 by ただひこ

    • 評価: 3.0

      ねじまき鳥の次に読んだんで、あっという間に読み終えた感じ。

      ドロっとしたところが少なくて、登場人物は死なないし、なんかギリシャ素敵だなぁと思いながら読んだ。
      雨天炎天で村上さんはギリシャがあんまり楽しそうじゃなかった印象なんだけど、それとこれとは違うのかなと。

      意識したこと無かったが、ラブ・ストーリーが中心になる作品があんまり好みじゃないのかもしれない。
      でも「スプートニクの恋人」というタイトルにはもの凄く惹かれた。
      あんまり経験ないのだが、なんかグッと掴まれた気がする。
      >> 続きを読む

      2013/11/29 by

      スプ-トニクの恋人」のレビュー

    • スプートニクという言葉を知りませんでしたが、イメージは合っていたようで、旧ソ連による「人類初の無人人工衛星の計画」または「衛星」と言うことでした。

      知らないつもりでしたが、たぶん聞いたことは有ったんじゃないかなぁと思います。
      >> 続きを読む

      2013/11/29 by ice

    • バスケットボールだと思ったら、人工衛星だったのねーw

      2013/11/29 by makoto

    関連したレビュー

      講談社 (1999/03)

      著者: 村上春樹

      他のレビューもみる (全2件)

      • 評価: 5.0

        すごく久しぶりに、1日かけて再読。

        やっぱり大好き。

        ノルウェイの森とは全く対照的なこのラスト、久しぶりに読んでも本当に震えるほどの感動があった。

        他の作品でも描かれる「あっち側での果てしない闘争」みたいなものを、すみれちゃんもまた完璧に繰り広げたに違いない。

        今読むと、村上春樹先生本人が言っているように、これでもかというほどの比喩表現は、もはやそれだけで芸術とさえ言える。

        「○○のように?」「○○のように。」とか言うの、好きだけど嫌いな人は嫌いなんだろうなあ。笑
        >> 続きを読む

        2018/01/14 by

        スプ-トニクの恋人」のレビュー

      • >ノルウェイの森とは全く対照的なこのラスト、久しぶりに読んでも本当に震えるほどの感動があった。

        村上春樹をほぼ年代順に読んでいて、そろそろこの作品だったはずなので、レビューを拝見してとってもとっても楽しみになりました!ここしばらく村上春樹読んでいませんでしたが、そろそろ再開しようかな♪
        >> 続きを読む

        2018/01/15 by chao

      • chaoさんありがとうございます。
        年代順に読まれているって、とても良い読み方ですね。

        村上春樹さんのインタビューを読むと、彼の作品群の中でこの小説は一つの区切り的な感じになっているようです。
        確かにこれ以降の作品はまた違ったキャラや深さみたいなのがあるので、そういうのにこれから出会うことができるのはとっても羨ましいです!

        個人的にこの作品はストレートでピュアな部分とダークな部分が両方あって、とにかくすごく好きです。

        おすすめですよ♪
        >> 続きを読む

        2018/01/15 by lafie


    最近この本を本棚に追加した会員

    38人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    スプ-トニクノコイビト
    すぷ-とにくのこいびと

    スプ-トニクの恋人 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本