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梅安乱れ雲

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 620 円

仕掛けはさせないという約束で大坂の大元締・白子屋菊右衛門に預けられた剣客・小杉十五郎。しかし、白子屋は小杉十五郎に仕掛けを頼み、梅安と対立する。白子屋は梅安を恨み、手下に殺すことを命じた。覚悟を決めた梅安は彦次郎、十五郎らと捨て身で立ち向かう。暗黒世界の非情と男の友情を描く傑作長編。

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    • 評価: 4.0

      図書館本。シリーズ第五巻。
      短編一篇と表題作の長編を収録。

      梅安の命を狙い始めた大坂の元締め白子屋が、二人の刺客を江戸に向かわせる。同じ頃梅安は、白子屋と決着をつけようとして一人で旅立った十五郎を追って東海道を上る。その途中の宿で腹痛に苦しむ侍の治療をするが、その侍こそ刺客の一人田島一之助だった。
      素性を明かさずに別れた二人だが、やがて田島は自分を治療してくれたのは暗殺の標的である梅安ではないかと気づく。梅安に深く感謝する田島は、恩義と仕掛けの間で悩む。

      前作に続いて、この巻もさらに緊迫した展開だった。その中で、暗殺者の二人がなんとなく間抜けな感じで、緊張感が少し緩むのが面白い。
      緩急のリズムが心地いいのも、作者の語り口の特徴だと思う。

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      2018/12/06 by

      梅安乱れ雲」のレビュー


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