こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

虚無への供物

4.5 4.5 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 730 円

昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎もガスで絶命―殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。

いいね!

    「虚無への供物」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

       この上巻では、氷沼家の次男・紅司と叔父の橙二郎が密室で死亡します。
       その真相について、奈々村久生・光田亜利夫・氷沼藍司・藤木田誠の4人が推理合戦を展開。
       ミステリ・ファンとしては楽しい展開ですが、実際に被害者になった人やその関係者からすると、とんでもないことでしょうね。
       しかしこの4人の四通りの推理、どれももっともらしい。
       同じ事件でもこんな風に色々と解釈できるのかと興味深い。
      (ネット上では、馬鹿げた推理と書いてるミステリ上級者もいます。私は初心者なので、何を読んでもすごいと思うレベルです。)
          
       それで、ミステリマニアの藤木田翁の退場と入れ替わりに登場したのが、奈々村久生の婚約者・牟礼田俊夫。
       世界を駆け回る敏腕記者ということですが、あまりイメージ湧きません。
       この牟礼田俊夫が残る3人の探偵役を集めて、いよいよ真相が判明か……と思ったら、意外な展開に。
       牟礼田俊夫氏は思わせぶりなことを言いながら、結局は何事も言っていないのです。
       他の人の推理を上から目線でダメ出しして、全員間違っていたとは判明するのですが、では真相はといえば、何も明らかにされていない。
       聖母の園事件で焼死体が一つ多かった件についても、氷沼家と縁故のあるお年寄りでもう一人犠牲者がいて、誰か考えれば分かるはずだと言いながら明かさないし。
       思わせぶり・知ったかぶりはいいけど、ではあなたの推理はどうなんですか、真相はどうなんですか。
       テープに録音しておいたからもう一度聴いたら分かるとか言ってますが、そうなんでしょうか。
       これでは全然納得いきません。
       実は物語は前半が終わったところ。
       後半に続きます。
         http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161015/p1
      >> 続きを読む

      2016/10/16 by

      虚無への供物」のレビュー

    • 評価: 4.0

      日本推理小説の三大奇書の中で、アンチミステリーなのに唯一まともな推理小説というところが、他の2冊がどのくらい異常なのかがわかってしまう。
      中盤くらいまでは退屈かもしれないけど、終わりまで読めばアンチミステリーの名作というのも納得。

      2015/05/10 by

      虚無への供物」のレビュー

    • アンチミステリーとは面白いですね。
      どうして名作といわれているのかも気になります。

      2015/05/11 by magugafin

    • 話の流れは純粋に推理小説ですね。
      ただ作品として、ミステリーというもののあり方に対する問いかけが含まれている感じでしょうか。
      >> 続きを読む

      2015/05/12 by ミコト・T

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    キョムエノクモツ
    きょむえのくもつ

    虚無への供物 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本