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永遠の0(ゼロ)

4.4 4.4 (レビュー62件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 920 円
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2012年08月の課題図書

日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた...。人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り―それが祖父だった。「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。

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    「永遠の0(ゼロ)」 の読書レビュー (最新順)

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    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      太平洋戦争をテーマにした重要な小説だと思う。

      現代日本にに生きる二人に姉弟が太平洋戦争中に特攻で散った実の祖父の足跡をたどるというもの。

      フリーライターの姉 佐伯慶子が司法試験浪人中の弟 健太郎に実の祖父宮部久蔵についての調査をアルバイトで依頼する。
      最初は気乗りしなかった健太郎だが次第に宮部久蔵の足跡を追うにつれ、これまで家族のだれも知らなかった事実を知ることになる。

      まず言いたいのが小説の構成が非常に秀逸だという事。
      姉弟が太平洋戦争の生き残りで祖父の宮部久蔵を知る人達にインタビューをすることで話が進んでゆく。
      一人また一人とインタビューが行われることで、太平洋戦争の推移と謎に満ちた祖父の人生が徐々に明らかになってくる。
      多様な人々の証言により、ゆっくりと宮部久蔵の人物像が明らかになってゆくさまはミステリー小説のスリリングさをこの作品に与えることに成功していると思う。
      また、若い世代にはあまり馴染みのない太平洋戦争の戦局の推移が順を追って理解できる内容になっている。

      最後、宮部久蔵という人物がどんな人間であったか明らかになったとき、彼がどんな思いで特攻して散っていったのかを想像し本当に悲しく切ない気持ちになった。

      ただ一点気に入らないところがあった、大戦中の日米の司令官の気質について姉弟が論じ合う部分があったが、ここだけは作者が姉弟の口を借りて読者に持論を述べてるという感じがありありしていたのでちょっと頂けなかった。(内容に同意はするが)

      小説のすべての部分から兵士の命をあたかもただのリソースとして消費する日本の指揮官達に対する抑えがたい怒りを感じるられた。

      多分、歴史とか戦史に詳しい方が見ると突っ込み所がたくさんある小説なのだろうが、太平洋戦争を知らない私を含めた世代が一度は読むべき本だと思う。


      >> 続きを読む

      2018/01/13 by

      永遠の0(ゼロ)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      ボイスレコーダーを起こしたての話者の息遣いがみずみずしい
      宮部を思い出し、懐かしさだけではない感情が溢れて
      宮部自身の人間的魅力、そして多くの魅力的な人々を
      殺した戦争を語る

      2017/11/29 by

      永遠の0(ゼロ)」のレビュー

    • 評価: 5.0

      人気作なのも納得。

      とても切ない気持ちになりました。
      今がいかに平和か身にしみる内容でした。

      2017/10/24 by

      永遠の0(ゼロ)」のレビュー

    • 評価: 5.0

      読んでよかった!!!!!
      映画化された話題作、賛否両論あるようですがわたしは本当に読んでよかったと思っています。
      たくさんのことを教えてくれた本でした。

      司法試験に落ちてフリーター生活をしていた健太郎は、祖父が特攻隊として亡くなったことを知り、当時の祖父を知る人を訪ね歩くというストーリーです。

      売れてる本だということは知ってても、”戦争もの”で重いイメージに手を出さなかったのですが、人間愛のおはなしだったのだなというのがいまの読了後の印象です。

      当時の軍隊、国家としての日本に憤りを覚える一方、当時の名もなき市民たちはこんなにも純真で美しかったのだなと思います。平和な世の中になったと感じる一方で、今の世のひとたちはあのような信念を持っているか、、、当時日本のために戦った人達に、あなたたちの守った国の現在ですよと胸を張っていまの日本を見せられるか、、、そんなことを感じずにはいられません。
      当時、戦場から運よく生き残って帰ってきた人達が今度は日本で犯罪者扱いされ、変わりゆく世間に取り残されてしまった…というエピソードにも考えさせられました。この本を読まなければ、戦争について自分があまりにも無知だったことにさえ気づかなかったのですね…まだ読んでない人には是非読んでほしい!

      宮部久蔵氏のような凛とした人間になりたいと思うとともに、各章で代わる語り手(生存者)全員が愛おしく感じる、そんな一冊でした。

      >> 続きを読む

      2015/10/29 by

      永遠の0(ゼロ)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      ゼロ戦は聞いたことがあった。
      この本を読んで特攻というものの無意味さ、残酷さをあらためて感じた。
      戦時中とはいえ国のために命を投げ出すということが良しとされていたのだろうか?
      愛する人のために命を大切にしたいという想いは間違っているのだろうか?
      特攻のほとんどは敵母艦にとどかずに撃沈されていたという。なんのための特攻だったのか。
      愛する人のために生きたい!

      2015/08/30 by

      永遠の0(ゼロ)」のレビュー

    • >愛する人のために生きたい!

      ステキな意気込みです♪

      2015/08/31 by アスラン

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      • 評価: 5.0

        第二次世界大戦のことは、日本人として忘れてはならないと思う。
        風化させてはならない。
        今生きている私たちが平和を守らなければいけない。
        過去の日本人たちの大きな犠牲があって今の私たちの生活があることを忘れてはならない。

        普段忙しくしていると忘れてしまいそうになるそんな気持ちを思い出した。

        感動の名作です。
        >> 続きを読む

        2012/11/24 by

        永遠の0」のレビュー

      • 読みたくなりました!

        2015/04/20 by tanuki

      • 昔の体験は大切ですよね。今にも伝えてきてほしいと思います。

        2015/05/07 by かめこ

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