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麒麟の翼

3.9 3.9 (レビュー5件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 735 円
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    「麒麟の翼」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      前作「新参者」が、各章がそれぞれ独立した短編のような作りになっていて最後に大きな謎が解き明かされるというスタイルで、斬新ではあったけれど、個人的にはリズムがブツ切れになってしまうところが気になったので、今作のずっしりとした長編の作りの方が面白く、飽きずに一気に読んでしまった。ということでこちらは星5つ。映画もよかった。

      2019/07/09 by

      麒麟の翼」のレビュー

    • 先日映画を観ましたが、息子を持つ父親として大いに泣けました。

      自分のやったことに責任を持つ人間に育って欲しいと思いますね。 >> 続きを読む

      2019/07/10 by ice

    • 評価: 4.0


      「麒麟の翼」という書名は、作中の被害者がたどり着いた場所を指している。

      建築部品メーカーの製造本部長である青柳武明は、胸にナイフを刺されたまま日本橋の欄干まで歩き、力尽きた。
      実在するこの欄干には、翼の生えた麒麟の像がある。

      事件に関しては、現場近くで警官の姿を見て逃げ出し、トラックにはねられ昏睡状態に陥った八島冬樹が、有力な容疑者とみられた。

      派遣切りにあったというこの青年は、福島県出身だったが、恋人の中原香織とともに、ヒッチハイクで上京したという過去があった。
      その時に目指した場所は、日本中の道路の起点とされた東京の日本橋だった。

      格差社会が生んだ事件としてマスコミ報道がされるなか、被害者の家族、容疑者の恋人はそれぞれ苦しむが、事態は簡単には収束しなかった。

      派遣社員の置かれた理不尽な就労環境が語られる前半は、この作品が格差社会という現代的な問題をテーマにしているかのように思わせる。
      しかし、さらに読み進めた時に感じるのは、現代性よりもノスタルジーだという気がする。

      東野圭吾の人気キャラクターである加賀恭一郎刑事は、シリーズ前作の「新参者」と同じく、この作品において下町的な雰囲気の残る日本橋界隈の商店を聞き込みで歩き回るんですね。

      やがて浮かび上がってくるのは、家族や恋人たちの絆だ。

      昭和30年代の下町の人情を描いた2007年の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」には、頭上を高速道路に覆われる以前の日本橋周辺が登場した。

      一方、「麒麟の翼」は、携帯電話やインターネットの存在する現代を舞台にしているが、ここに登場する日本橋の風情や人間たちの絆は、むしろ、この映画に見られた昭和へのノスタルジーに近い雰囲気を持っていると思う。

      過去にはあったはずだと多くの人が夢想する「温かい人情」の色で、この作品全体が染められているのだ。

      >> 続きを読む

      2018/11/08 by

      麒麟の翼」のレビュー

    • 評価: 3.0

      ァレです。
      加賀恭一郎シリーズ!
      「新参者」が素晴らしかったので好きですが、今作もあの路線。あの近所をうろつきます。あのテイストです。
      ただ「新参者」が短編ドラマになっているような作りが良かったのに対して今作は書き下ろし長編はきこえがいいけどそこまで練られている感じがしませんでした。
      安心して読めるシリーズであるということで◎

      2018/07/28 by

      麒麟の翼」のレビュー

    • 評価: 4.0

      2回目。
      読み応え十分。映画版も観たけどやっぱり原作のほうが心の機微が読み取れる(お父さんの顔は中井貴一だけど)。

      だんだん親の目線で読むようになってきたな。殺された父親の子どもに対する想いを考えると、胸が痛くなる。

      シリーズ最終話、すぐに読みます。否が応でも期待は高まる。

      2018/04/25 by

      麒麟の翼」のレビュー

    • 評価: 4.0

      家族について描いた作品で「赤い指」の姉妹作のような位置づけ。
      「新参者」の舞台となった人形町も本作に絡んでくるので是非とも三作続けて読むことをおすすめします。

      「犯人は誰か?」ではなく「なぜ被害者は死の直前あのような行動を取ったのか?」という点に固執する加賀。通常このようなスタイルの刑事は現実味を伴わないのだが、すんなり受け入れられるのがシリーズ物の強みですね。今回も鋭い洞察力から気付くちょっとした違和感、そしてそこに秘められた真相を紐解く過程が愉しい。

      ただ加賀シリーズ最高傑作と称されるが、ミステリ作品としてハードルを上げて読むと物足りなさを感じるかも知れない。ヒューマンドラマとして受け入れるととても楽しむことが出来ます。 >> 続きを読む

      2014/03/24 by

      麒麟の翼」のレビュー

    • >ただ加賀シリーズ最高傑作と称されるが、

      加賀まりこ
      鹿賀丈史・・・w >> 続きを読む

      2014/03/25 by makoto

    • chaoさん

      帯の文句は出版社の戦略ですから、あまり参考にはしないつもりですが、シリーズ最高峰と書かれたら読まずにはいれませんからね。

      makotoさん

      レディ・カガ
      >> 続きを読む

      2014/03/26 by ybook


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