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終物語

4.2 4.2 (レビュー3件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円
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    「終物語」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      不気味な転校生・扇が、暦の正義の原点を紐解く中で、重要な鍵となる人物・老倉育との長年に亘る因縁が発覚し、封印した過去に清算をつける物語。

      どうしても忘れてしまいたい過去、それでも燻り続ける記憶の成れの果て。

      誰しも過去を遡った時に自分の思い出に影を落とす出来事からは眼をそらしたくなる。
      その青春の残骸と忌むべき記憶は、それでも此れからを生き抜く上で何処かで決着を付けねばなるまい。
      余りにも辛い出来事も喉元を通りすぎれば、その痛みさえも鈍感になる。

      その痛みさえも糧に出来たのなら、過去の失敗も無駄ではないのだろう。
      >> 続きを読む

      2020/04/04 by

      終物語」のレビュー

    • 評価: 5.0

      出れば必ず大ヒットし売上ランキングの上位に食い込む「物語」シリーズ、その最新巻です。気付けばもう十五冊目なのですね……。本は図書館で借りることの多い私ですがこのシリーズは必ず買っています。テレビシリーズも絶好調のようですね。

      謎に包まれた一年生にして忍野メメの姪、忍野扇。その扇と暦はとある教室に閉じ込められる。そして暦は一年の時に開かれた学級会での出来事を思い出す……。

      毎回読むたびに思うのですが、このシリーズは読み終えるまで物語がどのような展開を見せるのか全く予想がつきません。普通に怪異を退治して終わることもあれば、未来に行って滅びた世界を目の当たりにしたり、幼馴染がラスボス級の神に変身してしまったりと、本当に読者の及びもつかない展開を見せます。このあたりが本作の魅力の一つとも言えるかと思います。予定調和的な終わり方がいっさいないんですね。それでいてちゃんとどの話もしっかり終わらせている。(謎は残っていますが。)それが読んでいてとても楽しいです。(ただ、テレビシリーズだけ見ていると物語同士の繋がりがよくわからないのでは?と思ったりもします。)

      本巻はどのよな展開を見せるのだろう?と思っていましたが、なんと普通にミステリでした。びっくりです。本巻には三つの話が収録されていますが、そのどれもがちょっとしたミステリとなっていて、そこに扇が絡んできます。謎好き少女ですかね…。

      あとは驚いたことに、このラスト三巻前になって完全なる新キャラが登場したりもします。完全にこの巻だけのためのキャラみたいですが、これまたびっくりです。しかも暦のことを何よりも誰よりも嫌いというレアキャラ。なんかいろんな意味で展開が斬新ですね。

      普通だと主人公である暦と女子キャラ一名の掛け合いで物語が進んでいくのですが、本巻では「三人での掛け合い」というのもあって、これもまた新鮮です。「再び100%趣味で書きました」と作者は言っていますが、このあたりもその趣味が反映されているのでしょうね。メインヒロインのひたぎと翼が出てきてそれなりに活躍したりするので、本巻は私的にはあたりでした。この終物語、下巻も出るようですが、そこも扇がメインで暴れるのでしょうか。うまく暦と掛け合いを続けていきますが、やはりこの扇が本シリーズの最強にして最後のボスのような気がします。時々、神のような視点から物語を語ったりするのもとても気になったりします。あとはやはり暦は暦だなあ、とか、闇に勝てるのは天才 羽川だけなのかなあとか考えたりもして、物語シリーズならではの面白さは変わらずですね。。。

      毎回すごく楽しみにしている本シリーズもあと二冊で終わるというのは寂しい気もしますが、まあいいかげんに引っ張り過ぎでしょうね。。。いったいどこにこの物語が着陸するのか(無事に着陸できるのか)、楽しみでもあります。
      >> 続きを読む

      2013/11/06 by

      終物語」のレビュー

    • >いったいどこにこの物語が着陸するのか(無事に着陸できるのか)、楽しみでもあります。

      ボクはいつも見切り発車ですw
      >> 続きを読む

      2013/11/07 by makoto

    • 皆さん、コメントありがとうございました。

      > あの絶妙のサイズかちと恥ずかしい
      私はあの表紙に本屋さんでコミックなどにつけてくれる紙のブックカバーをつけて読んでます。見る人が見ると、上と下から赤い表紙が見えて分かってしまいますが・・・。

      > もうすぐラストだと知ってて新キャラ登場すると「ここで出しちゃって大丈
      > 夫⁉︎」と作者さんに余計な心配したくなります(笑)
      全く同感ですが、それもまた魅力の一つかな、って最近では思ったりもしています。

      > ボクはいつも見切り発車ですw
      見切り発車で着地できるのは凄いと思います^^

      >> 続きを読む

      2013/11/10 by taka2

    • 匿名
      評価: 評価なし

      今まで謎の存在だった忍野扇がたくさん登場してきましたが、なにかしらの目的があって暗躍していることはわかりましたが、その目的まではまだ分からないので、次回作が気になります。

      「密室」と「数学」がキーワードのように感じました。最初の話で、暦が密室状態になった話になって、育の話でも密室が出てきて、つながりがさすがだと思いました。また一貫して数学的要素をはらんでいたためおもしろかったです。冒頭は少し難しかったですが。

      怪異の要素は今回はなく、ミステリー要素がとても大きかったです。
      忍ちゃんが最後まで出てこなかったのには驚きました。どこかで掛け合いが入ると思いましたが、扇ちゃんの存在が大きかったです。 >> 続きを読む

      2013/10/29 by

      終物語」のレビュー

    • > また一貫して数学的要素をはらんでいたためおもしろかったです。冒頭は少し難しかったですが。

      数学ガールも挫折した、数学弱者です...

      ◆数学ガール - 結城浩
      http://www.dokusho-log.com/b/4797341378/
      >> 続きを読む

      2013/10/29 by ice

    • 長いシリーズも遂に完結編の始まりですね。どんな終わりを迎えるのか、楽しみでもあり、寂しくもあり。 >> 続きを読む

      2013/10/29 by ybook


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