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落語論

3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 大衆演芸
定価: 756 円
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    「落語論」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      のっけから、落語とは、ライブとしてのみ存在すると、
      本を書いておきながら、矛盾した内容。
      ただ、全編読めば、あくまでライブで落語を聴くためのガイドブック
      それも、マニアックに、こと細かに、そしてしつこく理論っぽく・・。

      二、三、気になった箇所を

      ☆「言葉」より「音」のほうが大事。

      落語が繰り返し聴けるのは、落語が歌であるからだと。
      落語の上手い、下手は、この歌の部分に出る。・・・まさにそうである。
      落語家の差は、音の出し方であり、リズムが大事。
      そして、沈黙もリズムと筆者は言う。

      ☆「フラ」という言葉は使わずとも落語は充分語れる。

      「フラ」、その言葉自身、指し示す範囲が漠然としている。
      でも、何となくその方向は解る。だから便利だといって、むやみに
      素人が使うのはいかなるものかと。
      「フラ」という言葉を使わずとも、充分落語は語れると・・。

      私も、同じように感じながら使っている言葉に、「ニン」がある。
      その人のキャラクターにあっている。その人の雰囲気にあっている
      各噺家さん、そのまま、それなりというような、噺があるときに。
      ことこまかに、そしてうまく言えないので、「ニン」があっていると
      常々使ってしまっているが、反省でおます。

      「フラ」という言葉、芸人さんが使うのはそれでいいが、
      芸人さんのための符牒のものを、素人が使ってならないと、戒めている

      ☆客観的な批評などできない。

      私も同感であるが、少なくともまず好き嫌いにとらわれてしまう。
      まったく平等に落語を見ることは、ほぼ不可能である。
      落語はどこまでいっても、個人的体験にすぎないと。
      それは、落語の多様性より、人間の多様性にもとづく。
      百人の人がいれば、百通りの、落語とは何かが存在すると。

      私は、たまに、落語で一緒になるお友達に
      「好きな落語家さんは・・」と聞くのが、とても好きでおます。
      それを聞くと、なるほどと思えるのか、なぜと思うのか
      その噺家さん一人あげるだけで
      そのひと、その嗜好性が、何か、解るような気がするからです。

      上方落語家、二百数十人、自分の波長とあう好きな噺家さん
      見つけるのは、楽しおますで・・。
      その為には、まずは多くの落語家さんの噺を聴くことですが。

      まずは、落語会に足を運び、生の落語に接すること。
      この本は、その為の、お誘い本ですが、あまりにもこと細かすぎて
      落語好きなら、なるほどと納得する箇所も多々ありますが、
      決して入門編とは言えない。

      まあ、落語に興味のない方は、パラパラと本屋でめくれば
      決して手にされることはないので大丈夫だと思いますが、
      私には、何となく、これから何度も読み返す、予感のする本でおますな。
      >> 続きを読む

      2013/05/19 by

      落語論」のレビュー

    • >落語が繰り返し聴けるのは、落語が歌であるからだと。

      落語のことはあまり知らないのですが、言葉のリズム、沈黙のリズムという話はとてもピンときました!

      >その噺家さん一人あげるだけで
      >そのひと、その嗜好性が、何か、解るような気がするからです。

      これって好きな本も同じことが言えますよね^^
      >> 続きを読む

      2013/05/24 by chao


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