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東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)

3.7 3.7 (レビュー3件)
著者: 大西 康之
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    「東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      日本の電機産業が歴史的大敗を喫したことをテーマとし、企業の成り立ちから現在までを俯瞰して、構造的に敗因を考える本。企業としてのプライド、引くに引けなくなった進退など、くいとまれなかった原因がよく分かった。

      ソニーの章の、日本企業(液晶やプラズマディスプレーこそ未来だと信じ工場を乱立させてしまった)とフィリップス(真っ先に脱エレクトロニクスに舵を取り、成功している)の対比が面白かった。

      また、富士通の天才エンジニア池田敏雄の話も勇気付けられた。

      ■東芝(解体へ)
      不適切な会計・東芝人事抗争史

      ■NEC(凋落寸前)
      国家プロジェクトの興亡

      ■シャープ(台湾のホンハイ傘下で再浮上)
      「世界の亀山」モデル・活かされなかった「電卓戦争」の教訓・シャープの隙に乗じたサムスン

      ■ソニー(平井改革の正念場〜脱エレクトロニクスで、かすかに見えてきた光明〜)
      メーカーから「リカーリングビジネス」へ・目指すはフィリップス・切り札は「プレステ」のネットワーク

      ■パナソニック(「車載電池」「住宅」の次に目指すもの)
      松下電器が陥った人事抗争・「1インチ1万円」の幻・幻に終わったスマートシティ計画

      ■日立製作所(エリート野武士集団)
      日立社長の「三条件」・ハードディスク事業の買収が裏目に

      ■三菱電機(実は構造改革の優等生)
      純利益で国内1位の電機メーカ・「逃げるが勝ち」戦略・韓国台湾を支える技術

      ■富士通(進取の気性を失い、既得権にしがみつく)
      コンピュータの天才「エンジニア池田敏雄」・富士通を本気で潰しにきたIBM
      >> 続きを読む

      2019/08/11 by

      東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      読むと悲しくなります。
      華やかかりし電気メーカーがことごとく、事業に失敗しています。
      その時、だいたい内部で抗争が起きていますね。
      権力争いです。
      お客様は神様なのに、相手の潰しあい、前の社長を否定し、一貫した経営になってない等、トップの判断ミスです。

      そんな中、恐るべしアマゾン、
      単なる流通じゃなく、AWS(アマゾンウェブサービス)で巨大なデータセンターを築き、サーバーも自前で生産するという、コンピュータメーカーさながらです。
      クラウドで顧客を奪っていきます。


      >> 続きを読む

      2018/03/17 by

      東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      東芝の破綻が世間では話題になっているが、この10年間で日本の大手電機メーカーはほぼすべての会社が瀕死の状態にある。赤裸々に各社の原因と結果を紐解く本書はいろいろと学ぶところは多かった。

      2017/07/19 by

      東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)」のレビュー


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