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悲亡伝 (講談社ノベルス)

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 西尾 維新
定価: 1,404 円
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    「悲亡伝 (講談社ノベルス)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

       西尾維新の伝説シリーズの1つ。これはその1作目というわけではないので、実質途中から読んだことになるのだが……一応、5冊にわたる<四国編>の続き、<世界編>のはじまりの1冊なので、ここから読んでもついて行けた。ただ、過去の話も知りたいなぁー、とは思ったが。

       物語の設定としては、地球vs人間で、世界各国に、地球に対抗するための組織がつくられているというもの。そして、その組織の中に、実は人間を裏切って地球の側についた者たちがいる。裏切者を探せ!という話だ。そういうわけで、日本の対地球組織にいる登場人物たちは、アメリカやイギリス、中国やフランスと言ったいかにもな有名国の組織に潜り込んで調査しに行くことになる。

       密偵調査は二人組で行われる。その二人の組み合わせを、主人公である男子、空々空(そらからくう)が振り分けるよう命じられる。幼女からちょっと大人なお姉さんまで、個性豊かなメンバー(魔法少女)たち。誰と誰の組み合わせがどうだと悩む話から、実際の密偵調査のなりゆきまで、実に楽しく読める作品だと思う。

       空々空にそのような命令をしたのは、マッドサイエンティストな女性たる右左危(うさぎ)博士だが、この人物がまた、腹の底が全く読めない。否、彼女は深く考えておらず、ただ、自分の実験の成功だけを目指しているのかもしれないが……。

       こんな楽しいキャラクターたちがいる世界に行きたい!と思わせてくれる、西尾維新は最高のエンターテインメント作家だと思う。私は戯言シリーズのファンだが、この伝説シリーズは戯言に匹敵するシリーズになるのでは?空々くんがもう一歩、自発的な動きを見せてくれるとさらに面白さが増すと思う。今後の展開に期待である。


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      2016/08/01 by

      悲亡伝 (講談社ノベルス)」のレビュー


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