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沈黙の艦隊

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 漫画、挿絵、童画
定価: 1,029 円
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    「沈黙の艦隊」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
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    • 評価: 4.0

      沈黙の艦隊 第3/全11巻

      米第3艦隊との死闘に勝利し、同盟締結のために東京に向かう原潜やまと。

      既存の秩序を変えるには時に強攻策しか無いと言うのは理解出来るが、やはりテロリストのやり口にも思える。

      あくまでも専守防衛の原則を堅持しつつも、米第3艦隊を完膚なきまでに叩き潰した海江田。
      そのまま日本との同盟を築くべく首都東京へと艦を進める。

      世界各国のマスメディアを集めたメディアセンターへ、自らが上陸して総理大臣との直接交渉に挑む彼だが、その行動力には頭が下がるものの、彼の行動は、これまでと違い、かなり批判的に映るようになって来た。

      「政軍分離」とか、「核を装備した国連軍」とか、掲げているスローガンには美しいものが有るが、東京湾まで原潜を乗り入れて、日本政府の喉元に核兵器を突き付けた状態で何を言ってもテロリズムに過ぎないだろう。

      某カルト宗教でも、きっと掲げていたスローガンは、世界平和だったり、個々の魂に救いをと言ったものだったのではないかと思う。

      自衛隊+やまとの指揮権を、国連に預けるという選択は、想像もつかない最善手だったとは思うが、その発案も、海江田ではなく、首相からのものだっただけに、海江田の専横振りが気になって仕方がない。

      既存の秩序に問題が有る場合、それに盲従することは避けねばならないが、更に大きな力を手に入れて、上段からブッ壊すようなやり方では周囲から支持されることはないように思う。

      各国政府の思惑を読みきって、自信マンマンに詰め手を打っていく海江田だが、どれか一手でも読み間違えれば、日本という国家の崩壊を招くゲームへの出場権を誰も彼に委ねてはいないのだ。

      劇画の世界では非常に面白い作品だが、決して現実には起こって欲しくない事件である。
      >> 続きを読む

      2013/05/09 by

      沈黙の艦隊」のレビュー

    • ブレない男ってカッコイイですけど、ここまで話が大きいと、ちょっと怖いかもですね・・・ >> 続きを読む

      2013/05/09 by makoto

    • 正義や大義や理想国家をうたう暴力集団って結局は暴力で滅びると思います。

      フランス革命にしても1度の革命ではうまくいきませんでした。
      暴力が暴力を生み、歯止めが効かなくなったためです。

      アガサ・クリスティが「殺人は癖になる」という名文句を生んでいますが
      「暴力は連鎖する」これも真理だと思います。
      ヒトラーだって最初から戦争屋だったわけではないのです。
      >> 続きを読む

      2013/05/09 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      米艦隊を壊滅させ首都東京を目指すやまと。

      想定を超え、益々大きくなるスケールは圧巻。

      奇抜とも言える戦術で、米艦隊に壊滅的な打撃を与えるやまと。

      核兵器以外の通常兵器すべてを討ち尽くし、もはや実質的には死に体と思われたが、逆に残されていると思われる核兵器を材料に日本政府との直接交渉に臨む。

      潜水艦たった一隻で国家を宣言するのも想定外だったが、政軍分離という新たなイデオロギーの登場に至り、ますますスケールの大きさを実感した。

      ただし、受け取り方によっては非常に危険な思想と言えなくもない。
      様々な歴史や思想を学んだ大人が読むには問題ないが、行動力に溢れ、吸収した知識を鵜呑みにしやすい若者には、少し刺激が強すぎるような気がする。

      現在までのところ、潜水艦の非合法奪取から始まっているため、幾ら正論をぶっても、やまとの存在がグレーゾーンを脱することは有り得ないことを忘れてはならない。

      ついに陸に上がった海江田元首。凄惨なまでの美しさを感じてしまう。
      >> 続きを読む

      2011/06/21 by

      沈黙の艦隊」のレビュー

    • > ついに陸に上がった海江田元首。凄惨なまでの美しさを感じてしまう。

      確かに圧倒的な存在感がありますね。
      男として憧れる部分は確かに有ります。
      >> 続きを読む

      2013/05/09 by ice


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