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新装版 課長 島耕作 - 8

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 漫画、挿絵、童画
定価: 580 円
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    「新装版 課長 島耕作 - 8」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      課長 島耕作 第8/全17巻

      叩き上げの社長。毛並みの良い副社長。権力闘争の渦中に追い込まれた島は、社長からクビを言い渡される。

      やりたいことをやるために権力が欲しいならわかるが、権力を手に入れることが目的になっては本末転倒だと腹立たしく感じた。

      派閥が存在する会社なら、保守派と革新派の勢力争いは良く有る話なのだと思うが、現在の初芝は、実力派が社長の座に有り、創業者一族が副社長にいるという構図になっている。

      資本と経営の分離という観点では、至って健康な状態と言えるかも知れないが、とくに社長派は、権力安定のための多数派工作にばかり注力しているように見える上、派閥加入の誘いを断った島への馘首宣告など、濫用振りも目に余る。

      これに対し、副社長は、その毛並みの良さだけが目立っていたが、自分が社長になった後も、初芝の伝統で有る報復人事は行わないなど、「愛」で組織をまとめて行くんだという思いを吐露する。

      派閥に所属することに抵抗を示すため、自らの派閥に入らないのは敵方の人間だと思われるなど、一匹狼でいるのも大変である。

      そんな島に救いの手を差し伸べる、同じく派閥に属さない中沢部長。
      彼に自分と同じスタンスを感じ、この人にならついていけるかも知れないと思う島であった。

      派閥なんて存在しない組織に身を置いているので、甘い考えかも知れないが、考え方ややり方が違っても、同じ目標に向かって頑張っている人を認めた方がお互い幸福なのではないだろうか。

      ウマが合うというのは有ると思うので、特定の上司とパイプが太くなることは当然有り得るが、仮に反対派みたいな上司がいたところで、反目する必要はなく、違うルートでゴールを目指せば良いだけだと思う。

      副社長の「伝統の報復人事を止める」という宣言。
      是非、社長に就任し、実現して欲しいものである。

      人の上に立つ人は、悪しき伝統を断ち切る勇気を持って欲しいから。

      「権力は蜜の味」という言葉が有るが、権力そのものに魅力を感じるのは不健康に感じて仕方が無い。
      >> 続きを読む

      2013/04/26 by

      新装版 課長 島耕作 - 8」のレビュー

    • オトナの世界って感じですねー

      2013/04/26 by makoto

    • >副社長の「伝統の報復人事を止める」という宣言。
      >是非、社長に就任し、実現して欲しいものである。

      クレメンティア(寛容)の精神は大事だと思いますね。有能な人的リソースが無用に失われては組織の損失ですから。
      >> 続きを読む

      2013/04/29 by Shimada


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