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妖精は騎士(シュヴァリエ)のキスで目覚めて

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 557 円
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    「妖精は騎士(シュヴァリエ)のキスで目覚めて」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      2013年度のコバルトロマン大賞を受賞した新人作家、汐原由里子さんのデビュー作。
      9月刊のコバルトの乙女ちっく通信で題名を見た時から、気になって仕方なかった作品です。だって、冷たくて熱い妖精ものですよ! これは個人的に読むしかないです。
      結果、想像していたお話(パラノーマルロマンス?)とはちょっと違かったけれども、十分に好きなお話だし、読んでよかったと思える作品でした。

      物語の舞台は妖精伝説が多く残るフランス。ヴィエーヌ座のヴィオラニストを兄に持つ少女マリエルは、座のパトロンであるラヴァル男爵に言い寄られていた。
      ある時、妖精の住むという乙女の湖のある、リュジニャン伯爵家の敷地内に行くと、なぜか女装した男の人が倒れていて…!? その男性、女泣かせで有名な「氷の貴公子」の異名をとる、リュジニャン伯爵家のレオンだった…。

      というお話かな。

      何より私がこの作家さんで好きになったのは、文章の美しさです。色彩の表現とお菓子とお洋服の描写がきれいで…! うっとりします。
      明るく元気なマリエルや、冷たくも優しいレオンといった主役二人はもちろん、マリエルの兄アランや、マリエルに横恋慕する嫌な性格のラヴェル男爵など、脇役も魅力的でした。特にラヴェル男爵は私の大好きな小物具合で! たまらなかったです。

      フランスの伝承(妖精物語や湖の騎士ランスロットやイスの都など)を物語にうまく取り入れ、全体的にファンタジックな雰囲気が味付けされていて、それも好みでした。
      ページ数自体はどちらかというと少ないのですが、マリエルとレオンのすれ違いの様子など、丁寧に書かれた物語は、十分な満足感がありました。
      とにかく、良質な小説を書く作家さんだなあと思いました。この作家さんの作風、好きです。
      これからもぜひこういったファンタジー的な小説を書いていってほしいものです。
      残念なのは挿絵がちょっと少なく感じたことかな。格好いいというラヴァル男爵の挿絵もぜひ見たかったのに……。

      美しい文章で紡がれる妖精ロマンスに興味のある方は、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか? おすすめです。
      >> 続きを読む

      2013/11/04 by

      妖精は騎士(シュヴァリエ)のキスで目覚めて」のレビュー

    • > マリエルの兄アラン

      アランと聞くと、メトロイドのサムス・アランを思い出すくらいはゲーム少年でした♪ >> 続きを読む

      2013/11/05 by ice

    • キラキラのタイトルがなんだか恥ずかしいです(笑)
      読むときはブックカバー必須ですね(笑) >> 続きを読む

      2013/11/05 by chao


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