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これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)

3.1 3.1 (レビュー4件)
著者: 青木 祐子
定価: 594 円
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    「これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

       タイトルからは『女子大生会計士の事件簿』のような会計小説を想像するけど、いつまでたっても会計な話は出てこない。あるいは池井戸潤の経済ミステリを期待しそうになるけど、この作品では特に手の込んだ事件が起こるわけでもなく、ゆるゆると主人公の日常が描かれるだけ。
       戸惑いながらも、軽いタッチの文章と主人公のキャラクターの面白さで2章くらいまで読んで気づいたんだけど、これって少し前から漫画の方で増えつつある「ちょっと変わった女の子の日常を観察する系」の作品なんだ。具体的には『高校球児 ザワさん』とか『富士山さんは思春期』とか『のぼる小寺さん』とか…。
       そう思って読んでみると、同僚に無関心でドライだけどそこはかとなく可愛らしさもある森若さんというキャラクターは、この手のジャンルの定番ともいえる設定だし、よく書けていると思う。ちょっとした事件とかがあって周りがザワザワしていても、本人は自分のポリシーに従って受け流していくあたりにも、このジャンルの特徴がよく出ている。
       副題の「経理部の森若さん」というのも、こういったジャンルの漫画にはありがちなタイトルだし、たぶん狙って書いているんだろうな。
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      2018/07/09 by

      これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      何気に本屋で見かけて購入しました。
      経理部の経費精算に関する煩わしさや、経理知識を織り込んだビジネス本に近いのかと思って興味をもったのでした。

      20代の控えめクールな女性の目線に、経理部というフィルターをかけ、会社で起こる「ちょっとした」事件をストーリーとしていく展開です。

      会社生活で半沢直樹のような勧善懲悪なことってもちろんなくて、この本のように人を羨んだり妬んだり憧れたり、普通の人たちの「ちょっとした」感情の拗れが大きな「うねり」に変わっていくと、大きな事件になるんだと思うのです。

      会社組織は大きなうねりになる前に気がつく仕組みを作り、処理をすることが重要で、この本では主人公がそういう役割なっています。

      主人公がそういう役割になって嫌がるシーンがありますが、損な役割を押し付けられるって実社会でもあるのではないでしょうか。

      私も経理の仕事をしていますが、秘書の着服なんてあったら絶対に許さないと思います。しかし毎回半沢直樹みたいなことやってたら本業の仕事が進みません。
      経理の仕事って、実はいい加減なところがないとやっていけない仕事でもあると思うのです。

      後輩の経理部の女性が自分は適当だと思うというところがありましたが、経理に向いているということを描いていると私は思うのです。

      調べてみたらシリーズになっているんですね。
      主人公の20代女性としての揺れる気持ちも分かりやすく表現されていて、その後の続編も是非読んでみたいと思いました。


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      2018/06/17 by

      これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      経理のお仕事を題材にした作品。手に取ったきっかけは、書店で見かけ題材が面白そうだなと感じたのが理由。実際に読んでみて、女性目線の文章があまり自分と合わなかったのが気になる所。ただし、経理のお仕事がどういう物なのか文章を通じて知ることが出来るので、その観点からは非常に興味深く読むことが出来た。普通かな。感想はこんなところです。

      2017/12/29 by

      これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)」のレビュー

    • 澄美空様>コメントありがとうございます。
      時間軸が同じ作品というのは「風呂ソムリエ」でしょうかね?。
      そちらも少し気になっていたので、もしかするとそちらから先に読んだ方がすんなりと物語に入り込めたのかなと思います。
      この作品の続編も含めて今後チェックしていきたいなと思います。
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      2017/12/30 by おにけん

    • >時間軸が同じ作品というのは「風呂ソムリエ」でしょうかね?。

      ですです!
      実はこの作品が「風呂ソムリエ」と同じ時間軸のお話とは読むまで知らなかったんですよね。だから読んで分かったときは結構テンション上がりましたね!! 

      そうですねー!
      先に「風呂ソムリエ」の方読んだほうがよりこちらの作品も分かって楽しめるかなぁと思います(^^♪
      >> 続きを読む

      2017/12/30 by 澄美空

    • 評価: 3.0

      いわゆるお仕事小説のジャンルになるのかな。

      「風呂ソムリエ」のスピンオフ作品的な感じですね。作者さんが同じですし、世界線っていうと変かもですが同じ時系列で話が展開されています。主人公の森若沙名子も「風呂ソムリエ」の主人公鏡美月と同期で確か「風呂ソムリエ」の方でもちらっと出て来たような気がします。

      内容は経理部の沙名子が務める天天コーポレーション内で起きるあれやこれやに経理に関する事どセットで巻き込まれる、で、なんやかんやで解決していく(と言っても謎を解く訳でもないしただ何故か毎回中心になって巻き込まれる流れになるみたいな)。

      あとは、同じ経理部の面々や天天コーポレーションの個性豊かな人達との温かくも厳しく悍ましい女の世界を肌に感じてでも、信念は曲げずに日々仕事に邁進していく、そんなお話です。

      とはいえ、文章や他のキャラ達との会話はコミカルでわかりやすいので読んでいて飽きることなく所々ほっこりしますね。

      後半では沙名子にも遂に春が来た!?という展開もあってドキドキハラハラしながら頁を捲りましたね!

      因みに余談ですが、この作品と言いますか、作者さんは女性の特徴や細かい描写を書くのが上手いなあと思いました。ふとした描写に「おおっ!?」と思わされてまたその文章に戻って確認する、みたいなことが何度かあってその度に一人ひとりの女性キャラがキラキラと輝きを放つような感覚になり凄く読んでいて楽しかったですね。

      この作品、続編も出ていて勢いで2巻購入しちゃいました(笑)

      また暫くしたら読みたいなぁと思います。

      やはり、自分のなかでは読みやすいというのが大事なんだなぁというのもこの作品を読んで改めて思いました。

      最後にもう一つ余談ですが、この作品の女性キャラの中では沙名子と同じ経理部の真夕が良いなぁと。頑固ものだけど真っ直ぐに仕事に取り組んで仕事とプライベートをきっちり分けてちゃんと先輩は立てて公私混同はしない。でも、実は小心者で噂好き…こういう娘、いないかなぁ…なんて考えたのは秘密です(笑)
      >> 続きを読む

      2017/11/20 by

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